インターナショナルボウル現地レポート 第3日

インターナショナルボウル2018

1月14日(日) 現地レポート

「昨日の雰囲気を変えなければならない。日本代表として自覚を持ち、打倒アメリカのスピリットで試合までの練習に取り組もう!」
第3日目の練習はチームキャプテンの中塚のこの発言から始まった。
前日までの練習にて、何をしにアメリカまで来ているのか、どのような立場で自分たちがこの場所に立っているのかを理解していない選手がいる。その選手たちを変えなければアメリカには勝てない。そう気づいた為にこのように発言したのであろう。実際に選ばれた選手の中には自チームで幹部を任されていた者が多く含まれている。その選手達の目を覚まさせ、自覚を持たせればチームの雰囲気がガラッと変わるのは確かである。

練習は昨日以上にも選手達の意識は上がっていた。もちろんチームメイトに慣れて来たということもあるのだが、それ以上にキャプテンの言葉が影響していたと言える。コーチに対し熱心に質問しプレーで表現する姿勢や、ユニットごとに一枚岩となる為のコミュニケーションを取り合い、互いに意見を言い合う姿が多く見られた。明日、第4日目に控えるジャンボリーに向けての気持ち作りが選手の中で始まったと言える。選手の取り組みを見たコーチはみな一同に「素晴らしい」、「その調子だ」と言ってくれ、選手のテンションを上げてくれた。それと共に昨日より楽しそうな表情も見せてくれ、選手、コーチ共に盛り上がれた練習となった。伝える側と伝えられる側は互いにバランスが取れてないと良い関係は築けない。昨日までは明らかに伝える側の熱量の方が大きかったが本日の練習からは伝えられる側も熱意を表現し見事にバランスが取れたと思う。コーチも楽しそうに指導している姿を見て本来のチームの形が完成したと感じた。

練習の最後にはHCから「今日の練習のエナジーは良かった。エナジーをコントロールする事は試合に向けてとても大切な事だ。打倒アメリカに向け、コーチも選手に対してエナジーを送る。本日も多くの事を皆に伝えたがそれをしっかりと理解しこなしてくれた。今日のような練習を続けよう!!」

と言っていただいた。明日のジャンボリーに向け中塚キャプテンを中心にチームが纏まろうとしている3日目の練習だった。

練習後はアメリカンレストランに移動し夕食をとり、その後に洗濯の為に町のコインランドリーに行った。乗車人数に制限がある為、限られた人数のみの参加だったが、町の人々とも写真を撮ったりして、ホテル外でのコミュニケーションを楽しんだ。

最後に

チームキャプテン中塚賢(立命館守山高校)のコメント

高校生日本代表のキャプテンを任せられました中塚賢です。

この役職に選ばれたことは大変名誉な事だと自覚しております。

私は昨年度INF2017のメンバーとしてアメリカと対戦しました。試合はアメリカに圧倒的な力の差を見せつけられ敗れてしまいました。私はこの事を本当に悔しく思っております。私にとってこのスポーツをしている以上、アメリカに勝つことは大きな夢を持っています。今年はキャプテンとしてチームをまとめ、夢である打倒合アメリカを達成させたいと思います。

水村龍哉 (関西大学第一高等学校コーチ)