インターナショナルボウル現地レポート 第4日目 アメリカ選抜とスクリーメージ練習


1月15日(月) 現地レポート

【午前練習】

プログラムも今日で折り返しとなりました。フィールドでは、日を重ねるごとに成長する選手たちの姿を見ることができます。練習の雰囲気はもちろんのこと、準備や、後片づけ、誰から指示されるわけでもなく、自分たちで行動できる姿は、選抜チームにふさわしい意識の高い集団と言えます。練習前に撮影したポジション写真では、ポジションでの緊張感もなくなり、「自分たちがやってやる」という強い意気込みが見られました。

午前中の練習が終わると、オフェンス、ディフェンスに分れミーティングが行われました。サインの確認、SCRIMMAGEの目標の共有、新しいサインのインストールを行い、積極的に質問する姿が見られました。

【SCRIMMAGE VS USA】

午後19時より、強風小雨、気温2度の中Maverick Stadiumにて対戦相手であるアメリカチームとスクリメージを行いました。結果は日本チームFG1本。アメリカチームTD1本という内容でした。相手の大きさ、スピード、特徴を知ることができた貴重な機会となりました。また実際のユニフォームを着ることで、より一層気持ちが入った選手が多く、仲間を鼓舞する声がサイドラインから多く投げかけられていたのが印象的でした。

【残り2日】

自分たちがここに来た意味は何なのか。何のためにこの仲間と出会ったのか。その意味を考え、選手たちは明日最後の練習に挑みます。限られた時間の中で、まだまだ成長し続けます。

(ディフェンスコーチ 立命館宇治高校 木下裕介)