U-19日本代表候補強化合宿4日目!!


 最初はとても長く感じた、立命館大学での5泊6日のU-19日本代表候補強化合宿は終盤を迎えようとしている。今日含め、このチームでのグランドでの練習の回数もあとわずかと制限されている中、コーチ陣からはチームとしてプレーの精度を高めることが要求されている。というのも、今回の合宿は強化合宿であると同時に、選考合宿でもある。それと同時に、317日から始まる日本大学文理学部での第二次合宿、同月21日の試合当日に向けたチーム作りも行われているようだ。練習内容の構成もこれまでは基礎やプレーの理解を高めるものがメインに行われていたのだが、序々に実践形式の練習に比重を置くものへと変化してきている。

   またチームの雰囲気はとても明るく、積極的に指摘や叱咤の声が飛び交う様子が頻繁に見られるようになった。その中で、これまで良きライバルとして互いに良いプレーを見せ合い、良いところを盗みあう。それによって学んできたことが消化され自分のモノとなって、選手たちのプレースタイルに反映されるようになった。しかし、練習以外の日常生活の中でも日本代表選手、日の丸のユニホームを着るという自覚が欠けてしまうという、精神的な幼さなどに関して、監督やコーチから指摘を受けることが増加してしまっていた。これまでを見直し自身を顧み、より一層、代表候補選手としての魅力を増した彼らたちの今後の活躍に期待。