2011年度 日本代表チーム紹介

森ヘッドコーチ

日本代表チームは、森ヘッドコーチ体制のもと2009年7月のノートルダム・ジャパン・ボウル(東京ドーム)からチーム作りをスタートし、2010年4月のジャーマン・ジャパン・ボウル(ドイツ・デュッセルドルフ市)、2011年2月の第1回アジア選手権(川崎球場)を経て、いよいよ所期の目的である第4回世界選手権に向けたチーム作りの最終段階を迎えました。
5月30日に発表された79名の候補選手から、6月7日には世界選手権登録選手75名が選考され、6月19日の壮行試合を経て45名の出場選手が6月20日に発表されました。
45名のうち半数以上の24名が初の日本代表入りを果たし新陳代謝が進みましたが、一方で第1回イタリア大会から連続4回代表選手として選ばれるという驚異的な鉄人ぶりを発揮するDL脇坂選手を初めとして、代表入り3度目となるRB古谷選手・WR清水選手・OL平本選手・DL山中選手・DB佐野選手ら国際試合経験豊富なベテランがチームの土台を支えます。
また、学生からはRB末吉選手(早稲田大学)が代表入りを果たしました。
いよいよ、7月8日から第4回世界選手権がオーストリアで始まります。
世界中から実力伯仲の8チームが参加し、全チームが9日間の間に4試合を戦うという過去に例を見ないハードスケジュールで激しい戦いを繰り広げます。
森ヘッドコーチは日本代表の今大会のミッションとして次のように述べています
「王座奪還。震災による影響を言い訳はしない智恵と力を振り絞って、この困難をプラスに変えていく。その底力が日本にはあることを内外に示したい」
日本代表チームの活躍にどうぞご注目下さい。


【日本代表チームのスローガン】


one.at.a.time

森ヘッドコーチは、今大会に向けたスローガン「ONE AT A TIME」について、次のように述べています。
「日本、そして自分の置かれている状況や環境に関係なく、いまこの一瞬に全力を尽くす」という意思を、このスローガンに表しました。
さらに、"ONE"には、
・「ONE GAME」⇒『一戦必勝』
・「ONE PLAY」⇒『終わってしまったプレーを後悔したり結果を心配したりする ことなく眼の前の1playに集中する』
・「ONE TEAM」⇒ひとりひとりがこの大会のためだけに存在するこのチームに全てを賭けて結束し、「オールスター」ではなく真の「チーム」になる
・「ONE PERSON」⇒ひとりひとりが自律し、自らリスクを負って判断できるチームになるという意味を込めています。





 

【森清之ヘッドコーチ略歴】

もり・きよゆき。1964年10月30日生。京都大86年卒。現役時DE/OLB。京都大守備コーディネーターを経て、1997年にNFLヨーロッパリーグのアムステルダムアドミラルズにアシスタントコーチとして招聘され、同年秋にアサヒビールシルバースターコーチ、2000年アサヒ飲料守備コーディネーターとしてライスボウル制覇。
2001年鹿島ヘッドコーチに就任、2010年ライスボウル制覇。ジャパンエックスボウル出場3回、優勝1回。2003年第2回世界選手権日本代表コーチ、2005年ジャパンUSAボウル日本代表ヘッドコーチ、2007年第3回世界選手権攻撃コーディネーター、2009年ノートルダムジャパンボウル日本代表ヘッドコーチ、2010年ジャーマンジャパンボウル日本代表ヘッドコーチを歴任。

 

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