全国高校関東地区決勝、佼成学園が4連覇
第50回全国高校選手権大会関東地区決勝
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
佼成学園高校 | 7 | 7 | 7 | 14 | 35 |
法政大学第二高校 | 0 | 14 | 0 | 7 | 21 |
11月23日、駒沢第二球技場で行われた第50回全国高校選手権大会関東地区決勝は、佼成学園高校(東京1位)と法政大学第二高校(神奈川1位)が対戦。佼成学園が35対21で勝利して4年連続4回目のクリスマスボウル進出を決めた。
佼成学園は自陣20ヤードから始まった最初の攻撃機会にQB小林宏充(3年)からWR寸田夏大(2年)への34ヤードロングパスで敵陣13ヤードまで前進。RB北原健作(3年)の4ヤード先制TDに繋げた。
しかし、第2Q2分7秒、法政二高がRB岩田翔太郎(3年)の24ヤードTDランで同点に追いつく。法政二高は第2Q中盤にパントミスをTDに繋げられたが、LB橋本颯大(3年)のインターセプトで自陣48ヤードからの攻撃権を奪取。QB大橋功典(3年)からRB岩田への3ヤードTDパスに繋げて前半を14対14で折り返した。
佼成学園は後半最初の攻撃でRB北原が左オープンを駆け上がり、41ヤード前進。この好機を北原が8ヤードTDに繋げて再びリードを奪った。自陣20ヤードから始まった第4Q序盤の攻撃でもRB北原が44ヤードを走り、3TD目となる20ヤードTDランに繋げた。第4Q中盤にはDL今熊力丸(3年)の激しいプレッシャーで浮いたパスをLB須藤吏揮(3年)がインターセプトに仕留めて攻撃権を奪取。QB小林からTE松本幸大(3年)への4ヤードTDパスに繋げて試合を決めた。
最優秀バックス賞には23回走220ヤード3TDを挙げた佼成学園RB北原、最優秀ラインマン賞には佼成学園OL藤坂航(3年)、敢闘賞には法政二高RB岩田が選ばれた。
佼成学園は12月22日、横浜スタジアムで行われるクリスマスボウルで関西地区代表と対戦する。