1984年に富士通グループ全社のアメリカンフットボール経験者が集まって同好会が発足した。翌年『アマチュアリズムで仕事もフットボールも日本一に』をスローガンに、日本アメリカンフットボール界の開拓者となることを誓って「FRONTIERS」と命名し、1985年3月を正式な創部とした実業団チームとして日本社会人アメリカンフットボール協会に加盟。同2部リーグに所属した。
2014.12.18
お知らせ
チーム紹介
誕生
1984年に富士通グループ全社のアメリカンフットボール経験者が集まって同好会が発足した。翌年『アマチュアリズムで仕事もフットボールも日本一に』をスローガンに、日本アメリカンフットボール界の開拓者となることを誓って「FRONTIERS」と命名し、1985年3月を正式な創部とした実業団チームとして日本社会人アメリカンフットボール協会に加盟。同2部リーグに所属した。
2003年パールボウル初優勝
以降、年毎のリクルート活動を原動力に力を蓄え、創部3年目で1部リーグ昇格。1992年には念願のリーグ優勝を果たし、同年から春の社会人王者を決するトーナメント戦「パールボウル」において3年連続決勝進出するなど、強豪の仲間入りを果たした。
以後リーグ中位に甘んじる時期もあったが、2000年の8年ぶりのリーグ全勝優勝を果たすと、2002年には社会人選手権(東京スーパーボウル=現ジャパンエックスボウル:JXB)準優勝。2003年パールボウル初優勝を勝ち取った。
ミッション
2005年就任の藤田ヘッドコーチ体制下では、2006、2008、2010年にパールボウル優勝を勝ち取ったものの、2007、2009、2011、そして昨2013年JXBはいずれも準優勝止まり。人気、実力共にXリーグを代表するチームに成長を果した一方で、あと一歩の壁に跳ね返されてきたフロンティアーズは2011年に新たま「3つのミッション(任務・使命)」を定義した。
■目標(Goal)
日本一を獲得し、常勝チームとなる
■行動
チームを支え応援してくださる皆様と環境に感謝し、感動と喜びを与えるチームになる
■義務
Frontier Spirit(開拓者精神)を胸に、日本アメリカンフットボール界の普及と発展に貢献する
チーム発足時のスローガンを達成すべく、所属選手は仕事と競技の両立と、「かわさきスポーツパートナー」として地域貢献にも率先して取り組むことを銘記した。
初栄冠へ
今春の3年連続11度目のパールボウル出場もライスボウル4連覇中だったオービックシーガルズに終了プレーで追いつかれ、延長の末に苦杯を舐める結果となった。しかし、迎えた秋季Xリーグ・ファーストステージで2年連続地区1位、セカンドステージ2戦全勝。今季Xリーグ唯一全勝チームとして臨んだファイナルステージでオービックシーガルズに雪辱を果たし、2年連続5度目のJXB進出でIBMビッグブルーとの激戦を制して6度目の社会人選手権で念願だった初の栄冠を勝ち取った。
2014年チームスローガン
日本一奪取に向けて、今季掲げたチームスローガンは、「WIN THE DAY」。日々を勝ちぬく決意で、シーズンに向けた闘いに臨む意欲を込めている。
監督紹介
藤田智ヘッドコーチ(ふじた・さとし)
1967年9月2日生。愛知県出身。86年京都大学入学後、同大フットボール部ギャングスターズQBとして活躍。卒業後に母校コーチ就任。95年ライスボウル優勝。00年にはアサヒ飲料チャレンジャーズ・ヘッドコーチとしてライスボウル優勝、翌01年は準優勝。富士通フロンティアーズには創部20周年の05年にヘッドコーチ就任。10年目の今季、コーチとして4度目のライスボウル出場を勝ち取った。
コーチ歴
90年~京大攻撃コーディネーター
98年~アサヒ飲料チャレンジャーズ・ヘッドコーチ
02年~京大攻撃コーディネーター
05年~富士通フロンティアーズ・ヘッドコーチ
日本代表など代表チームのコーチ歴
99第1回ワールドカップ攻撃コーチ
05年JAPAN-USA BOWL攻撃コーディネーター
09年ノートルダム・ジャパンボウル攻撃コーディネーター
10年 ジャーマン・ジャパンボウル攻撃コーディネーター
11年 第4回世界選手権攻撃コーディネーター
QUICK FACTS
実業団
富士通株式会社
1985年
1986年
107戦79勝26敗
出場6回
優勝:1回
出場1回
日本のフットボール界の先駆者(フロンティア)になることを願って
FUJITSUレッド
〒213-0006
川崎市高津区下野毛3-9-1
WIN THE DAY
勝利を得るために、それぞれの立場のメンバーが全員、一日一日をより良くなるよう責任を持つこと。
試合は勝つか負けるか。
日々の取り組みも、良くなるか悪くなるか。
引き分け、現状維持はない。
だからこそ、良い方向に向くことを信じ、日々勝利を得るために、一日一日の生活に取り組んでいく決意を込めた。
2014年春季試合結果 パールボウルトーナメント
日付 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|
5月4日(日) | ○93—0 | ハリケーンズ(予選1) |
5月17日(日) | ○48—7 | アサヒビールシルバースター(予選2) |
6月7日(日) | ○45—28 | リクシルディアーズ(準決勝) |
6月23日(月) | ●34—37 | オービックシーガルズ(決勝) |
2014年秋季公式戦 ファーストステージ(5勝0敗 イースト1位)
日付 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|
9月7日(日) | ○68—0 | ハリケーンズ |
9月16日(火) | ○55—7 | 明治安田パイレーツ |
9月27日(土) | ○77—10 | 東京ガスクリエイターズ |
10月4日(土) | ○41—13 | IBMビッグブルー |
10月20日(月) | ○7—0 | ノジマ相模原ライズ |
2014年秋季公式戦 セカンドステージ(2勝0敗 ブロック1位)
日付 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|
11月1日(土) | ○65—0 | アサヒビールシルバースター |
11月16日(日) | ○48—24 | パナソニックインパルス |
2014年秋季公式戦 ファイナルステージ
日付 | スコア | 対戦相手 | 日付 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|---|---|---|
11月30日(日) | ○27—17 | オービックシーガルズ | |||
11月30日(日) | ○27—17 | オービックシーガルズ |
社会人選手権ジャパンエックスボウル
日付 | スコア | 対戦相手 |
---|---|---|
12月15日(月) | ○44—10 | IBMビッグブルー |
Xリーグ戦績
年 | 所属 | 1st | 2nd | プレーオフ |
---|---|---|---|---|
1996 | XC | 2勝3敗 4位 | ||
1997 | XE | 2勝3敗 4位 | ||
1998 | XC | 2勝2敗1分 4位 | ||
1999 | XC | 3勝2敗 3位 | FINAL6 ベスト4 | |
2000 | XE | 5勝0敗 1位 | ||
2001 | XE | 4勝1敗 2位 | FINAL6 1回戦 | |
2002 | XE | 5勝0敗 1位 | 社会人選手権準優勝 | |
2003 | XE | 3勝1敗1分 3位 | ||
2004 | XC | 2勝3敗 4位 | ||
2005 | XE | 3勝2敗 3位 | ||
2006 | XC | 3勝2敗 3位 | ||
2007 | XE | 4勝1敗 1位 | 社会人選手権準優勝 | |
2008 | XE | 4勝1敗 2位 | FINAL6 1回戦 | |
2009 | XC | 5勝0敗 1位 | 2勝0敗 | 社会人選手権準優勝 |
2010 | XC | 4勝1敗 2位 | 1勝1敗 | |
2011 | XE | 4勝1敗 2位 | 2勝0敗 | 社会人選手権準優勝 |
2012 | XC | 4勝1敗 2位 | 1勝1敗 | ファイナルステージ |
2013 | XE | 5勝0敗 1位 | 2勝0敗 | 社会人選手権準優勝 |
2014 | XE | 5勝0敗 1位 | 2勝0敗 | 社会人選手権優勝 |
注目選手
2014年度 フロンティアーズの主力選手
QB3 コービー・キャメロン(Colby Cameron)
1990年4月5日生 192cm 93kg 24歳
ルイジアナ工科大学ブルドックス
2012年4年生時にNCAA(全米大学体育協会)の優秀QBに贈られるサミー・ボー賞受賞。この年のパス成績は522投359成功、4147ヤード、31TD、5インターセプトで、428回連続でインターセプト無しというNCAA記録を樹立。翌13年は米プロフットNFLカロライナに参加したものの、シーズンイン直前の8月にウエイブされた。フロンティアーズ入りした今春からチームの躍進の原動力に。秋季Xリーグで162投111成功、1844ヤード、22TD、3インターセプトと米大学一流QBの実力が遺憾なく発揮された一方で、藤田HCは「まだまだ持ち味の6〜7割程度しか発揮できていない」と言い続け、「それ以上にチームに打ち解けようと努力し続けている姿勢が素晴らしい。QBとしての真のリーダーシップを持った男」としている。兄ジョーダンは現在NFLクリーブランドで活躍中のTE(2013年プロボウル出場)。
WR81 中村輝晃クラーク
1988年9月4日生 175cm 80kg 26歳
日本大学フェニックス
キャメロン加入で今季一気にスターダムに。今季39キャッチ、746ヤード、15TDはリーグ1位記録。快足を活かしたディープ・ターゲットだけでなく、ショート、ミドル・パス捕球後のランニングにも才能を発揮している。マークが厳しくなったJXBで5キャッチ、76ヤードで、リーディング・レシーバーとして活躍した。
RB29 ジーノ・ゴードン(Gino Gordon)
1988年12月30日生 178cm 85kg 25歳
ハーバード大学クリムゾン
米国人の父と日本人の母の間に長崎県佐世保で生まれ、3歳の時に米国へ。名門ハーバード大4年時の2011年シーズンに同大史上6人目となるアイビーリーグ最優秀選手賞受賞、2年連続オールアイビー選出された実力者。通算2643ヤードのラッシング記録は同大史上4位で、平均5.3ヤードは同1位記録となった。昨年フロンティアーズの一員となると、さっそくラン攻撃の大黒柱として活躍。今季41キャリー、378ヤード、6TDは地区6位のラッシング記録だったが、1回平均9.2ヤードは上位10人中1位。JXBでは17キャリー112ヤード、4TDと爆発してゲームMVPに選出された。
副将 OT72 小林祐太朗
1988年5月21日 190cm 110kg 26歳日本大学フェニックス
名門・日大東北高(福島県)時代は硬式野球(外野手・7番打者)を経て、日大フェニックスでフットボールを始め、今や押しも押されもしない日本代表巨漢OLとして実力を発揮。近年Xリーグの話題を集めている米大学出身守備エンドのパス・ラッシュに堂々の闘いをみせる「LT」として存在感を発揮している。今季、副将就任。「周囲を気づかうようになった」と責任感が芽生え、プレーに安定感と迫力を増している。JXBでは最優秀ライン賞のウォリアーズ賞受賞。
DE47 オースティン・フリン
1990年6月5日生 196cm 118kg 24歳
アーカンソー大レーザーバック
今夏より加入。NCAAで最も強豪校が集うSEC(サウスイースタンカンファレンス)所属の名門アーカンソー大でウイークサイドDEとして活躍し、今春5月まではプロフットNFLオークランドにドラフト外ルーキーFAとして登録。最終的に契約には至らなかったものの、サイズ、パワー、スピード、そしてそのどう猛さはXリーグに衝撃をもたらしている。JXBでは大量6QBサックをIBM攻撃から奪ったフロンティアーズ守備の中にあって、フリンが3QBサックと大暴れ。対戦チームの米パスラッシャーに対抗してきた副将LT小林をして、「あいつが一番ヤバイかも」と言わしめるパワー派だ。
CB14 三木慎也
1988年6月17日生 178cm 78kg 26歳
関西学院大学ファイターズ
藤田HCが今シーズンの守備チームのMVPにあげたCB。地区1位となる4インターセプト、72ヤードリターンを記録。いずれも第1ステージのもので、第2ステージ、ファイナルステージは、そのなりを潜めていたかに見えたが、JXBの立ち上がりに鮮やかな45ヤードインターセプトリターンからTDを奪い、その後も27ヤードリターンのインターセプトを記録。計2インターセプトで最優秀守備選手賞に選出され、「DLのラッシュが利いていたと思いますが、分析通りだった」。元甲子園球児(岡山東商業高・一塁手)。関西学院大学入学後にフットボールを始めたばかりの08年にU19日本代表選出。2年生時よりスターターとなった。母校との対戦となったライスボウルに向けて、「関学は学生らしからぬスピード、パワー、そしてふてぶてしさと強かさを持ったチーム。今一度、気を引き締めて総力戦で臨みます」
メンバー表