フィンランド・ラハティで開催されているIFAF主催フラッグ世界選手権は現地8月30日、大会最終日を迎えた。11・12位決定戦に臨んだ男子日本代表は、ドイツに39対26で勝利し、11位で本大会を終えた。
2024.08.31
フラッグフットボール
最終戦で見せた男子日本代表の進化
フィンランド・ラハティで開催されているIFAF主催フラッグ世界選手権は現地8月30日、大会最終日を迎えた。11・12位決定戦に臨んだ男子日本代表は、ドイツに39対26で勝利し、11位で本大会を終えた。
前日、イギリスに逆転負けを喫した男子日本代表は11位の座を懸けてドイツとの一戦に臨んだ。
最初のシリーズ、QB森凜太朗からRB伊藤耕世へのTDパスで先制。さらドイツの攻撃をミッド・フィールドでLB植松遼平がインターセプト。このチャンスをWR松尾良知のTDランにつなげた。その後も松尾とWR池井勇輝のランTDで加点。守備ではDB磯野元浩がインターセプトをするなどドイツを圧倒し、前半を27対6で折り返した。
後半になっても日本代表の勢いは衰えず、39対26で勝利した。
「目標にしていたメダル獲得に届かなかったことはとても悔しい。もっと力をつけて、メダルを懸けて試合ができるように成長して戻ってきたい。そのためにも、もっと多くの人にフラッグを知っていただき、日本代表の中で競争が起きるような環境を作っていきたい」
男子日本代表をまとめてきた主将の植松遼平は、日本における競技の発展と強化に向けて前を向いていた。