1953年創部。一時期関西2部に低迷していたが、1983年から1部に定着。1987年からスポーツ推薦導入後は関西学生1部で安定して上位に入るようになり、関学、京大とともに「関西3強」を形成。1994年悲願のリーグ初優勝を果たし、甲子園ボウルも初出場初勝利した。その後2002年から2005年までのリーグ4連覇を含む9回のリーグ制覇(同率3回を含む)、7回の甲子園ボウル制覇と学生フットボール界を代表するチームのひとつとなった。「リッツガン」と呼ばれる攻撃システムを導入し、日本中のフットボールチームがそれを参考にするようになるなど、戦術面でも日本をリードするチームになった。
今季はリーグ戦第5節で宿敵・関学を倒すも、翌第6節で関大に敗れ2年連続の敗戦。しかし関大も関学に最終節で敗れ、6勝1敗で関学、関大と並ぶ3校同率優勝となった。この3校に、東海地区代表の南山大学を含めた4校による西日本代表校決定戦のトーナメントが行われ、南山、関大と撃破し8回目の甲子園ボウル出場を果たした。甲子園ボウルでは早稲田と8年ぶりの対戦となったが、攻守ラインで圧倒し、48-21で完勝。ライスボウル出場は今回で7回目となり、大会史上最多。日大、京大と並ぶ、2年ぶり4度目の優勝を狙う。
1989年7月18日生 立命館宇治高出身 176センチ 96キロ
今年の年間最優秀選手・チャック・ミルズ杯受賞。ライン並みのがっちりした体格を生かした、パワフルなランプレーが持ち味で、タックルに来た相手を逆に押し倒してしまう。今シーズンはスクワット220キロを挙げるほどの筋力アップにも成功した。課題といわれたパスもシーズンを通して成長してきており、特にロングパスは絶妙なポイントに決まるようになってきた。社会人相手にも適切な状況判断で投げられるかが、勝敗のカギを握る。
1988年10月11日生 浦和学院高出身 173センチ 78キロ
今年の甲子園ボウルでは対戦相手の早稲田・RB末吉が注目されたが、それを上回る106ヤード、2TDを獲得し、最優秀選手に輝いた。卓越したボディバランスは入学時から高評価を受けており、タックルを受けても1発で倒れることは少ない。ブロッカーの使い方が巧みで、オープンを回りきるスピードも十分。独走能力もショートヤーデージを取る力もあり、総合的に高いレベルで能力を発揮する万能型である。2年連続関西学生リーグリーディングラッシャー。
1988年9月21日 中央大学付属高出身 184センチ 100キロ
今年度主将。中学時は柔道をしていたが、高校入学と同時にアメリカンフットボールへ転向。縦に上がるスピードに優れ、184センチという長身生かした思い切りのいいパスラッシュは相手QBにパスの視野を狭めさせる。今年の関学戦でも2度のパスディフレクトで関学攻撃にプレッシャーをかけ勝利を呼び込んでいる。甲子園ボウルでは西日本代表決定戦で痛めた膝のけがのため、出場はならなかったが、その分東京ドームでの大暴れが期待される。