記事一覧へ

INFORMATION ニュース

2009.12.01

日本代表対ドイツ代表の強化試合が決定 2010 年4 月ドイツ・デュッセルドルフ市にて

お知らせ

2010年4月24日(土)、日本代表チームは、ドイツ・デュッセルドルフへ遠征し、ドイツ代表チームと強化試合を行います。この試合は、2011年に予定されている、第4回IFAF ワールドチャンピオンシップ(W 杯)へ向けた、代表チーム強化策の一環です。

今年、設立75周年を迎えた日本アメリカンフットボール協会(JAFA)は、100周年に向けて、日本におけるアメリカンフットボールのさらなる発展のために、「ファイナル・クォーター・プロジェクト」を開始いたしました。その方針のひとつ「国際化時代にふさわしい競技力向上」のために、日本代表チームの強化活動を、中長期的な視点で恒常的に行ってまいります。

ドイツは、ヨーロッパにおけるアメリカンフットボール強豪国のひとつであり、2007年川崎にて行われた第3回IFAF ワールドチャンピオンシップ(W 杯)においても、銅メダルを獲得しています。また、今夏におこなわれた、19歳以下の第1回IFAF ジュニアワールドチャンピオンシップにおいて、日本はドイツと対戦し、接戦の末10-7で勝つことが出来ましたが、その実力は高く評価されています。

ドイツ西部に位置し、ノルトライン=ヴェストファーレン州の州都であるデュッセルドルフ市は、多くの日本企業が進出していることでも知られており、100社以上の日本企業が、ドイツまたはヨーロッパ本社をデュッセルドルフ市においています。また、ドイツでは最も古く発足した「デュッセルドルフ・パンサーズ」も、このデュッセルドルフ市を拠点にしています。今回の試合が行われるESPRIT ARENA(エスプリ・アリーナ)は、51,500人収容の開閉式屋根付き競技場で、現在は主にサッカーやコンサート等で使用されていますが、2007年まで存在した、アメリカンフットボールNFL ヨーロッパリーグ「デュッセルドルフ・ラインファイア」のホームフィールドとしても活用されていました。

【ドイツアメリカンフットボール協会について】

ドイツには270のクラブチームが存在し、競技者人口は31,000人超です。トップリーグとして12のクラブチームからなるGerman Football League(GFL)があり、German Bowlでチャンピオンシップを争います。

【IFAF ワールドチャンピオンシップ(W 杯)について】

第1回大会は、1999年イタリア・パレルモにおいて開催。その後、第2回大会が2003年ドイツ・フランクフルト、第3回大会が2007年日本・川崎市にて開催されました。日本は第1回大会、第2回大会と連続優勝し、第3回大会では初めて参加したアメリカ代表と優勝を争い、接戦の末タイブレイクで敗れ、惜しくも準優勝となりました。第4回大会は2011年にオーストリアにて開催予定です。

【JAFA ファイナル・クォーター・プロジェクトについて】

設立75周年を迎えた日本アメリカンフットボール協会が、100周年に向けて開始したプロジェクト。「ユース・ジュニアフットボールを含めた競技人口の拡大」、「国際化時代にふさわしい競技力の向上」、「今後ますます国際化する社会において多種多様かつグローバルな人材を輩出すること」、が主たる目標です。