12月12日、神戸王子スタジアムで行われた第51回全国高校アメリカンフットボール選手権大会関西地区決勝は、関西学院高等部(兵庫代表)が大阪産業大学附属高校(大阪代表)を20対8で下し、4年ぶり25回目の決勝進出を決めた。
関学高は第1Q序盤にDL城阪勝太郎(1年)がファンブル・フォースして跳ね上がったボールをLB倉田雅琉(1年)がインターセプトし、ゴール前20ヤードからの攻撃機会を獲得。これをRB澤井尋(3年)の3ヤードTDランにつなげて先制。
第1Q終盤には自陣24ヤードからの攻撃機会をQB林孝亮、と澤井のラン、WR坂口翼(すべて3年)へのパスで前進。クォータをまたいでK藤原拓志郎(3年)の32ヤードFGで加点。第2Q終盤には林からWR長浜壮一郎(3年)へのロングパスで得点権に迫り、K藤原が27ヤードFGを決めた。
第4QにはCB中野遼司(3年)のインターセプトにより、敵陣7ヤードからの攻撃機会を掴み、これを澤井の2ヤードTDランにつなげてリードを広げた。
チームの得点源であるエースRB山嵜大央(3年)が負傷によりフル出場できなかった大産大附属は、本来の攻撃力を発揮することができず。しかし、第4Q残り1分24秒にRB橋本龍人(2年)の1ヤードTDランで一矢報いた。