2021年秋のシーズンの感染対策について
2021年8月23日
公益社団法人日本アメリカンフットボール協会
各競技団体におかれましては、新型コロナ感染症拡大等への対応で大変お忙しい事と思います。あらためて感謝申し上げます。
2021年8月現在、新型コロナの感染は急激に拡大しています。デルタ株の感染力は従来株より非常に強力で、感染者体内のウイルス量は1,200倍との研究報告もあります。
よって、今シーズンは昨シーズンよりもさらなる感染対策が必要であり、現場で考えられる施策は可能な限り講じる必要があります。
今回JAFAとして、昨年来の感染対策(3密の回避、会食の自粛、マウスシールド等)に加え、新たに下記の2点を徹底するようお願い致します。
1,不織布のマスク
チームスタッフ、選手が使用するマスクは、練習、日常を問わず、不織布マスクの着用を強く推奨いたします。多くの研究で、不織布のマスクはウレタン製、布製よりも感染予防に優れていることが証明されています。他方、スポーツ用のネックウォーマー(布製)等については、予防効果は低いと考えられます。
2、防具(用具)の消毒
(特に、ヘルメット、マウスピース、ボール、グローブ等)
ウイルスは、プラスチック、金属等の上では、数日間は残存するとの報告があります。練習後は必ず、上記の消毒(エタノール等)を徹底してください。
ヘルメットのフェイスガード、マウスシールド・アイシールドには多くの唾液が付着しています。マウスピースについては、消毒前後には水洗いをして、ケースで保管し衛生管理をより徹底してください。ボールについても消毒後に乾拭きし、その後グリース等で表面を保護することを勧めます。また、グローブを使用する選手はその消毒も大切です。
(JAFA 医・科学委員会)
また、8月18日スポーツ庁政策課から出されました事務連絡「8月17日に決定された緊急事態措置を実施すべき地域の拡大等について」を共有ください。
以上