インターナショナルボウル2020(IB2020)のお知らせ

タレント発掘一貫指導プログラム
INTERNATIONAL BOWL 2020のお知らせ

2020年1月にアメリカ合衆国テキサス州にあるAT&Tスタジアムで開催される、『INTERNATIONAL BOWL2020』(以下IB2020)について、皆様から多くのご質問等を頂いております。そこで、簡単ですがよくある質問にお答えいたします。参考にしてみて下さい。

Q1.インターナショナルボウルって何ですか?
Q2.選ばれる条件は?
Q3.選手、スタッフの人数は何名くらいですか?
Q4.関東と関西で選ばれる人数は決まっているのですか?
Q5.トライアウト実施日はいつ?また、その日に参加できない場合はどうすればいいですか?
Q6.選考の基準として、コンバインやスキルチェック以外の秋季大会の評価って何ですか?
Q7.国内で東西の選手が集まって合同練習等はあるのですか?
Q8.参加費はどの位するのですか?
Q9.出発前に保護者への説明はありますか?
Q10.応募方法はどうすればいいのですか?
Q11.現地での日程等は分かりますか?

Q1.インターナショナルボウルって何ですか?

A:このIB2020は、国際競技力の向上を目的とし、アメリカ合衆国においてユース及びジュニアレベルのアメリカンフットボールの普及を担うUSA Footballが、毎年1月末にテキサス州で高校生以下の年齢別育成キャンプを実施しているものです。JAFAとしては2017年より国内選考を実施し、U-18日本高校選抜チームを編成し、現地USA FOOTBALLのアメリカ人コーチングスタッフの指導を受け、アメリカU-17ナショナルチームと対戦しています。他の国際試合では、日本代表監督のもと日本国内で日本代表チームのチーム作りをしますが、このプロジェクトは「アメリカ人コーチの指導を受けてアメリカでチーム作りをする」ことから、日本国内ではチーム練習をしません。昨年度も7月に実施する1次トライアウトの成績と、秋季大会の内容及び12月実施の2次トライアウトにより派遣選手を選考し、サポート役として日本人コーチを数名派遣します。

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Q2.選ばれる条件は?

A:選手の条件は高校生(U-18)で18歳以下であることです。従って、高校1年生から高校3年生が対象となります。
一方、トライアウトの内容は、国立スポーツ科学センターの協力のもと、体力数値を測るコンバインと各ポジションに分かれてのスキルチェックを実施しました。具体的には、40ヤード走、プロアジリティ、垂直/立ち幅とび、メディシンボール投げ等、ポジション別のスキルチェックは、オフェンス・ディフェンスに分かれて基本的なスキルチェックです。
毎年の出発が1月なので、高校3年生にとっては大学受験が迫っている時期ですが、高校2年生にとっては、自分の可能性を広げる大きなチャンスです。

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Q3.選手、スタッフの人数は何名くらいですか?

A:12月に実施するトライアウト(Phase2といいます)で最終人数が決まります。また、選手と共に現地アメリカ人コーチとともにコーチングを勉強するために高校の先生もこの時期に決まります。

最終的な人数構成は以下の通りです。

・選手:40名
・引率教員:4名
・通訳コーチ:2名
・チームドクター:1名
・チームトレーナー:1名

合計48名(スタッフの人数は多少変更する場合があります。)

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Q4. 関東と関西で選ばれる人数は決まっているのですか?

A:選抜される選手の人数は40名と決まっていますが、関東と関西でそれぞれ人数制限はありません。IB2019の選手編成は、関東地区から12名・関西地区から27名・アメリカに留学している選手1名の合計40名でした。こうしてみると関西地区の方が多いですが、その理由はトライアウトを受けた人数の差です。2019年度は、関東地区が延べ約150名、関西地区が述べ約200名を越える選手が参加してくれました。

しかし、関東地区は現在(2019年4月現在)69校が加盟し、約2,200名の選手の皆さんがいます。一方、関西地区は42校が加盟し、約1,400名の選手が在籍しています。JAFAとしてはもっと多くの高校生に参加してほしいと考えています。決して有名高校や強豪高校の選手だけが選ばれるものではありません。皆さんのこれからの素質に期待しています。是非ともチャレンジしてみてください。

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Q5. トライアウト実施日はいつ? また、その日に参加できない場合はどうすればいいですか?

 A:トライアウトは関東関西共に2回に分けて行います。具体的には国内で7月と12月にトライアウトを実施します。このトライアウトについては、関東と関西で実施されます。ちなみに昨年は関西地区については大阪産業大学付属高校(7/24)・関西大学第一高校(12/1)で実施し、関東ではアミノバイタルフィールド(7/27)・早稲田大学東伏見G(12/2)で実施しました。
また、1次トライアウト(Phase1)の時に学校行事や怪我等で参加できなった方でも2次トライアウト(Phase2)に参加することは可能です。全ての高校生に対し平等にチャンスを提供します。

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Q6.選考の基準として、コンバインやスキルチェック以外の秋季大会の評価って何ですか?

 A:トライアウトの期間が関東、関西共に述べ2日間しかありません。当日は体調を崩して本来の調子が出なかったりする場合もあります。そこで、皆さんが出場する秋季大会(練習試合でも可)でアピールしたい部分を映像で送ってもらいます。出来る限り公平に皆さんを評価し、選抜メンバーを決めたいと考えています。皆さんから送られてきた映像が他に流失しないよう2019年度より、JAFAでHudlのアカウントを準備する予定です。

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Q7.国内での東西の選手が集まって合同練習等はあるのですか?

 A:このプロジェクトは「アメリカ人コーチの指導を受けてアメリカでチーム作りをする」ことから、日本国内ではチーム練習をしません。本年度も7月に実施する1次選抜(Phase1)の成績と、秋季地区大会・関東、関西地区大会の活躍、及び12月実施の2次選抜(Phase2)により派遣選手を選考します。従って選手全員が顔を合わせるのは、出発日の成田空港になります。
関東と関西の選手間の意思疎通について不安があると思う方もいるかもしれませんが、毎年あっという間に打ち解け(ダラスまでの機内時間は長いです)毎年現地に着く頃には、一つのチームになっています。(ここが高校生のすばらしいところです。)

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Q8.参加費はどの位するのですか?

 A:費用は以下の通りですが、ある程度変動します。

・トライアウト:無料(現地までの交通費は各自負担となります。)
・アメリカ遠征費用:150,000円程度(但し、金額は毎年変更があります。概ねテキサスまでの渡航費用の一部となります。)
このプロジェクトに関する費用は、JAFAの「タレント発掘一貫指導事業」として、くじ助成金やこのプロジェクトを応援してくださる協賛金で成り立っています。但し、全員の費用すべて助成金や協賛金でカバーできないため、テキサスまでの渡航費の一部を自己負担してもらっています。尚、助成される金額の内訳は、大会参加費・ホテル宿泊費・食事代・ユニフォーム代等にあてられます。

※ヘルメットは高校選抜用のカラーに統一するため、白色ヘルメットを準備していただいています。

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Q9.出発前に保護者への説明はありますか?

 A:選抜された選手達が決まる12月中に関東と関西で行われます。原則、保護者同伴で渡航日程の説明や海外保険加入について、未成年者の渡航同意書などを作成します。また余談ですが、選手にはこの渡航説明会までに決意文を提出してもうと同時に、高校選抜の一員としての心構えを指導し、現地での文化の違いや生活面の注意事項等も指導し、U-18日本高校選抜チームとしての自覚を持ってもらいます。

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Q10.応募方法はどうすればいいのですか?

 A:2019年6月中旬に、高校連盟に所属している皆さんが在籍する高校宛に、JAFA(日本アメリカンフットボール協会)から、「インターナショナルボウル2020のお知らせ」というお手紙を郵送します。その中には大会要項やPhase1(トライアウト)の詳細と、募集要項も含まれています。選手の皆さんは顧問の先生より告知されると思います。顧問の先生の承認を得て積極的に参加してください。また、同時にJAFA HPからも詳細をアップします。是非、ご覧下さい。

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Q11.現地での日程等は分かりますか?

 A:以下、2018年度の様子です。ご覧下さい。

■2019年1月13日(日)Day1

成田国際空港から約12時間弱の飛行でダラスフォートワース国際空港に到着しました。寒波の影響で少し今朝は冷え込んでいましたが、東京とあまり変わらない最高気温9°です。ホテルにチェックイン後OBU(オクラホマバプティスト大学)のコーチと合流し、早速、ミーティングを実施しました。特にQBとWRのパスユニットはOBUコーチと積極的にコミュニケーションを取り、細かなところまで、意思の疎通をはかりました。選手達は、ミーティングでの内容を再確認しながら、OBUコーチからの指示を受け、片言の英語で一所懸命話しかけ、疑問点の解消に努めていました。夕食を食べる時には、既に東西の壁?はなくなり、みな昔からずっと同じチームでいるような感覚に。(笑)高校生のコミュニケーション能力に感動です。そして、最後に選手間でのポジションミーティングを行い、早めの消灯で時差ぼけを解消します。

もうこの段階では、皆仲良くなっていました。高校生はさすがです

■2019年1月14日(月)~15日(火)DAY2・DAY3

練習会場はオフェンス・ディフェンスに分かれて2台のバスでHarold Patterson Sports Centerに向かいます。練習は10:00~12:00の2時間の午前練習、昼食&各ユニットミーティングをした後、14:00~16:00の2時間の午後練習といったタイムスケジュール。練習内容は新サインのインストールを中心に、後半は試合形式の練習を行いました。Harold Patterson Sports Centerは、フットボールフィールドが10面以上とれる天然芝の巨大なスポーツ施設。我々は、いつも2面を同時に使用して練習しています。今回のコーチングスタッフは全てオクラホマバプティスト大のコーチで構成されていて、ミーティング・練習内容・時間の管理がスムーズに行われ充実した試合への準備ができています。明日は、夕方に対戦相手(U-17 US National)とスクリメージもあり選手達も試合モードに入ってきています。

2019116日(水)Day4 スクリメージ vs USA U-17 National Team

覚悟はしていましたが、やはりデカイ。これがアメリカです

OBUコーチから「今日の勝敗は全く気にかけていない。勝つのはゲームデイ。それがすべてだ。」この一言が印象的でした。スクリメージは、ラマール高校のスタジアムにて行われました。気温もかなり下がり、調整の難しい中でしたが選手達は一気にテンション上げて準備にかかります。スクリメージが始まると、やはりパワーやスピードの点で、かなり高いレベルのパフォーマンスを展開され、厳しい戦況となりました。コーチたちは午前中に話していたよう、今日の厳しい結果を踏まえても、選手たちに、「問題はない。金曜日(ゲームデイ)が楽しみだ。」と言っていましたが、選手たちは悔しさを感じていたようです。スピードとパワーが勝る相手にどのようにして勝つか、また勝てるのかがアメリカンフットボールというスポーツだと思います。選手同様、スタッフ陣もそれを模索しながら、残り少ない時間を彼らと過ごしたいと思います。

試合後の『問題はない金曜日が楽しみだ!』米国人コーチの言葉に勇気付けられました!

■2019年1月17日(木)Day5

今日の練習は、試合前練習として主に今までインストールしたプレーとメンバーの最終確認をし、疲労を残さない程度の強度で行われました。今まではOBUコーチのコーチングを理解して、うまくこなしていく状態でしたが、昨日のスクリメージの結果に対し、手応えを感じられた事で、勝利への意識が芽生え、積極的に課題を潰し、改善するように選手同士のコミュニケーションが活発に行われる質の高い練習となりました。成田で顔を合わせてまだ数日ですが、高校選抜のチーム力は格段にアップしており、彼らの能力に今更ながら驚かされます。大きな怪我もなく、明日が楽しみになってきました。

■2019年1月18日(金)Day6 Game Day

ついに試合の日がやってきました。試合までのスケジュールは以下の通り。

6:30 朝食
7:45 最終ミーティング
9:45 AT&Tスタジアムへ出発
12:00 ウォームアップ
13:00 試合キックオフ

ホテルを出発してすぐにスタジアムが見えて来ました。日本には無い大きなスタジアムでの試合に、選手たちはうずうずしているようでした。スタジアムについてからはロッカールームにて試合準備、この時間に各自試合に向けて気持ち、体調を整えます。

Dallas Cowboysの本拠地AT&T Stadium。感動でした!

1200から20分間のウォームアップ、その後一度ロッカールームに戻り、チーム紹介を待ちます。スタジアムには天井中央にモニターが付いているのですが、その大きさがまさにアメリカサイズです。入場シーンや試合映像、ハイライトなどがそのモニターに映し出されるのですが、かなりの大きさにチーム全員が衝撃を受けていました。

(写真左)すべてがアメリカサイズ。スクリーンもBIGサイズ!(写真右)入場を待つU18日本選抜

試合はちょうど13:00にキックオフされました。スクリメージで分かっていましたが、やはりアメリカのサイズとパワーは圧倒的でした。戦況はかなり厳しく、明らかに相手のほうが強いと感じました。しかし、そんな状況の中でも、選ばれたという責任感と自覚が彼ら自身を奮起させ、今までにないチーム力を発揮しました。そして、それぞれの選手が持てる力を出し切ったことで、試合は第4Q残り数秒まで勝者が決まらず緊迫したものとなりました。ラスト30秒弱で投じた逆転TDパスは、相手のナイスプレーに阻まれ、惜しくも試合に敗れてしまいました。終了後、選手の中には涙を流す者もいて、アメリカ相手に本気で勝つ気概が見て取れる試合運びでした。2019IBに選ばれた選手諸君、本当にご苦労様でした。

【International Bowl 2019試合結果】

1月18日13時K.O 1Q 2Q 3Q 4Q
U-18日本高校選抜 7 3 7 7 24
U-17 USA NATIONAL 7 0 14 7 28

今回の選抜チームも卒業をまもなく迎える高校3年生が主体であったことは言うまでもありませんが、それでも短期間に関東と関西の選手が成田で初めて顔を合わせ、そこから数日間でこれだけの成果を出すことができたのも、コーチングスタッフは勿論のことですが、何より選手一人一人の意思の現れであり、もっと多くの高校生にこの瞬間を味わって欲しいと痛感しています。

Q&Aでも述べましたが、2019年度関東地区(新潟を含)の加盟校は69校、関西地区は42校ですが、2018年のトライアウトに参加してくれた皆さんの数は、関東地区が約150名、関西地区が約200名でした。こうしてみると圧倒的に関西の方がこの大会に参加する選手が多いことが分かると思います。(関東:6.8%・関西:14.3%)

本年も7月にPhase1を実施する予定で、まもなく皆さんの手元に実施要項が届くと思います。インターナショナルボウルに参加する選手は、決して有名校や強豪校の選手ばかりではありません。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

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