IB2020 Flag Football Play-off 速報


インターナショナルボウルのフラッグフットボール大会2日目は濃霧の中でプレーオフラウンドに入りました。
前日に6−58で大敗した米国STRIPESと再戦。
昨年末の合宿を経て組織された今回の選抜チームは、前日の4試合を経てチームとしての一体感をつかんでいました。
2018年の世界選手権パナマ大会の優勝メンバーを複数揃えた相手に一時は互角の展開で試合を進めます。
ファイナルスコア6-20で敗れプールA3位が確定したものの、チームは特に守備面で飛躍的な成長を手にすることが出来ました。


[Team Japan 6 vs 20 USA Stripes ]

5位決定戦での対戦相手はカナダWHITE。このチームにも前回世界選手権パナマ大会5位の代表選手が揃います。
白熱した試合は一進一退のまま最終盤を迎えますが、日本は自陣でインターセプトを奪われ、20-26と突き放されてしまいます。それでも、僅かに残った時間で26−26の同点に追い付き、試合はタイブレイクシステムを用いた延長に突入します。
ハーフラインからの一度ずつの攻撃を互いにタッチダウンまで繋げた両チームは、5ヤードからの攻撃を行う二度目の延長戦に。
ここでカナダの攻撃を守備の奮闘で止め、いよいよ三回目の延長戦に。
しかしながら、体格に勝るカナダの守備の文字通り高い壁に阻まれ、ついに力尽きました。


[Team Japan 26 vs 26 Canada White]

今回の大会で海外の強豪相手に果敢にトライした若き日本選抜チームは、8月の世界選手権デンマーク大会を目指すための指標を、選手それぞれが明確にすることが出来ました。
チームとしては大会6位に終わったものの、大きな収穫を得ることの出来た、貴重な海外経験となりました。
大会参加にご尽力いただきました、関係者のみなさまに、お礼申し上げますと共に、今後の活動への引き続きご理解、ご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

フラッグフットボール男子日本選抜監督 岩井歩