フェイスシールドの使用効果について(7/17更新)


各競技団体各位

2020年7月6日

新型コロナウイルス感染症に対する飛沫防止のためのシールド使用効果について

公益社団法人日本アメリカンフットボール協会
安全対策委員会
競技規則委員会

 平素より幣協会に対し、ご理解とご協力を賜り感謝申し上げます。
この度、日本アメリカンフットボール協会では、顔全体をカバーするシールド(=フェイスシールド)と口元部分のみをカバーするシールド(=マウスシールド)の2つについて、飛沫防止効果および熱中症リスクという観点から比較検証を行いました。
その結果、飛沫防止という観点からは、フェイスシールドは周囲への飛沫をほぼ抑制でき、またマウスシールドも正面の相手への直線的な飛沫は十分抑制できることが、それぞれ示されました。
一方、熱中症リスクという観点からは、両者ともヘルメット内の温度、湿度、WBGT等は高くなりましたが、これはフェイスシールドの方がマウスシールドよりも顕著でありました。
したがって、フェイスシールド及びマウスシールドには、飛沫防止については一定の効果が期待できますが、フェイスシールドについては、高温環境時に十分注意を払う必要があります。
これから猛暑の時期にさしかかります。飛沫防止に努めつつ、併せて練習中ヘルメットをはずす時間を多くとる等の、一層の熱中症防止策も実践してください。

【フェイスシールド使用効果について(実験動画)】

 

〈本件に関するお問い合わせ〉
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公益社団法人 日本アメリカンフットボール協会
事務局 武居 和彦
TEL:03-5843-0482
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