12 月 15 日、アメリカンフットボール日本選手権、プルデンシャル生命杯第 69 回ライスボウル記者発表会が行われた。日本協会浅田理事長、特別協賛社プレデンシャル生命保険・佐藤執行役員、金氏大会実行委員長のご挨拶に続き、7 年ぶりにライスボウルで対戦する両チーム指揮官は次のように語った。
立命館大学 米倉監督
「2 日前に出場権を得たばかり。パナソニックさんの分析はこれから。スピード・パワー・技術、全てにおいて我々よりも上。我々に利があるとすれば伸び代、ここからの三週間で学生がどれだけプレーヤーとして、人間として成長出来るか。ここにかかっている。パナソニックさんをあらためて見たが、堅い守備と、安定したキッキング、力強い攻撃があり、選手一人一人が素晴らしいと感じた。我々のアドバンテージは若さ。この三週間の取り組みが勝負どころ。関西学院さんがそうであるように、このチャレンジがチームのあらゆる成長に繋がっていく。」
パナソニック インパルス 荒木監督
「X リーグの代表として恥じない試合をしたい。ここまで戦ってきて、結局はこの 1 年間積み上げてきたファンダメンタルが勝利に繋がった。ファンダメンタルが上回るチームが勝つ。立命館大学は RB、DL、LB など、要所に素晴らしい選手がいるので警戒している。立命館大学の若さに対して、我々は DL 脇坂をはじめ、ベテランが多い。彼らの経験を生かし勝利したい。昨日の試合もいろいろな取り組みを準備したが、最後はベーシック。個々を鍛え上げたい。」
「社会人チームとして学生に負ける訳にはいかない」と語るパナソニック荒木監督と 7 年前のライスボウル制覇を再現したい立命館大学米倉監督、目の離せない熱い戦いが期待できそうだ。