1983年、リクルートの社員を中心に社内に同好会を結成。「シーガルズ」と名付けられる。1988年に実業団チームとして正式加盟した後、着々と強化。1990年には当時の社会人東日本1部に昇格し、1995年シーズンには東日本制覇、翌1996年シーズンには初の社会人王者、ライスボウル制覇と頂点を極める。1998年シーズンにも再び日本一となり、日本のトップチームの地位を確立する。1999年にはクラブチーム化し独立。その後2003年にオービックをメインスポンサーに迎えると同時に千葉県習志野市に本拠地を構え、地元密着型チームへと変貌を遂げ、2005年シーズンには3度目の日本一を達成した。
今年はXリーグ中地区に所属し、ファーストステージ最終戦では同地区最大のライバル富士通に試合時間残り41秒で逆転勝ちし、1位通過。セカンドステージは2試合で合計100点を超える爆発的攻撃力を発揮し1位通過。ファイナルステージでは昨年覇者・鹿島に終始リードされる展開ながら、残り1秒で同点に追い付き、タイブレークで劇的な逆転勝ち。ジャパンエックスボウルでも第4Qに逆転を許すも、残り2分55秒でQB菅原から、RB杉原へ逆転TDパスが決まり、6度目の社会人王座を獲得した。ライスボウル史上最多4度目の優勝を目指す。
1986年1月26日生 法政大学出身 172センチ、81キロ
アベレージの運動能力ながら周囲の選手の力を引き出す能力と危機回避能力に関しては、今、日本で最高の選手の一人。まさに「司令塔」と呼ぶにふさわしい。相模原ライズから今夏移籍してきたが、完全にチームの中心となっている。接戦になるほど冷静になっていく性格で、今季、富士通・鹿島など強豪との対決も残り1分を切ってから逆転、同点を演出している。大学時代に2度出場し、果たせなかったライス制覇へ3度目の正直となるか。
1981年11月10日生 ハワイ大学出身 193センチ、100キロ。
積極果敢なオービック守備の象徴。米国カレッジ1部校のハワイ大学出身で、その後NFLグリーンベイ・パッカーズのサマーキャンプに招待されるなど、本場米国の最高レベルでも注目される存在だった。そのサイズとは裏腹に俊敏性も抜群で、逆サイドへのランプレーにも後ろから追い付いてくる。反対サイドのDEカール・ノアとともに、外側からの相手QBへのプレッシャーは対戦相手すべての悩みの種となっている。2005年ジャパンエックスボウルMVP受賞。
1976年9月10日生 関西大学出身 173センチ、80キロ
大学時代から好RBとして高い評価を得ていたが、2004年に渡米してプレー経験を積んでからは、レシーバーとしての能力も開花。RBの位置から、相手守備のシームに入り込んで、確実にヤードを稼ぐ、オービック攻撃のカギを握る男。ファイナルステージ・鹿島戦では10回のレシーブという驚異的な数字を残し、タイブレイクでの決勝TDももぎ取った。QB菅原が困った時、あうんの呼吸で現れる頼れる選手。前回出場時ライスボウルMVPを獲得している。