公益社団法人日本アメリカンフットボール協会は11日、東京都内で社員総会を開き、2023、24年度の役員を選任しました。理事は新任9人、留任15人の計24人(うち女性2人)。社員総会後の理事会で、当協会前監事で弁護士の寺田昌弘を会長に選定しました。また、寺田会長が理事に就任したことに伴い、監事に女性1人が加わりました。
これまで3期6年務めた国吉誠・前会長は理事に留任しました。会長在任中はスポーツ庁が定めるガバナンスコードの実現や安全対策、競技の国際化(フラッグフットボールの五輪追加競技化の推進)に尽力し、2018年の日本大学危険タックル問題や20年からの新型コロナウイルス感染症などにも対処。34年に100周年を迎える日本のアメリカンフットボールがさらなる発展を遂げることを強く願い、後進に託しました。
報道関係の皆さまにおかれましては、本件に関してご理解賜りますとともに、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
■寺田昌弘新会長のコメント
11年後に100周年の節目を迎える大切な時期に会長を拝命し、身の引き締まる思いです。スポーツの多様化と新型コロナ感染症の影響で競技人口が伸び悩む日本のアメリカンフットボール界が再び勢いを取り戻せるよう、知恵を絞って様々な施策を打ってまいります。子供や女性も安全に楽しめるフラッグフットボールを日本でさらに浸透させ、「フットボール」人口の拡大とジェンダーダイバーシティという課題克服に努めます。 アメフトという開かれたスポーツは、スポーツ界の課題解決にも貢献できると信じ、アメフトを活性化させることで、日本のスポーツ界とアスリートの未来を拓けるようチャレンジしてまいります。
■寺田昌弘新会長略歴