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TOURNAMENT 大会情報

2024.06.23

日本代表が豪州をランと守備でねじ伏せ大勝

アメリカンフットボール

国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)が主催するアメリカンフットボールのU20(20 歳以下)世界選手権が22日にカナダ・エドモントンで開幕し、1 回戦で日本は豪州に50-6で大勝し、準決勝に進出。26日正午(日本時間27日3時)からの準決勝で米国と対戦する。

 

日本は第1クオーターにRB蓑部雄望(立命館大学)とRB漆原大晟(同)のTDランで14 点を先取し、第2クオーターにはセーフティーとQB小林伸光(日本大学)からTE矢作一颯(法政大学)へのTDパスで9点を加えて前半を23-0とリード。第3クオーターもQB小林からWR加島禅(関西学院高等部)へのTDパスとRB後藤駿虎(近畿大学)の2TDランで20点を追加し、第4クオーターにはRB内川誠(セントトーマスモア)のTDランで駄目を押した。

 

この試合の最優秀選手(MVP)にはRB 蓑部が選ばれた。

Team 1Q 2Q 3Q 4Q TB TB Total
日本代表 14 9 20 7 50
日本代表 0 0 6 0 6

ゲームサマリー

U20日本代表は最初のシリーズこそTDを狙ったパスをインターセプトされたが、以降はランで試合を支配。2回目の攻撃機会にRB蓑部雄望(立命館大学)とRB漆原大晟(同)が好ゲインを連発してゴール前に迫り、第1Q6分56秒、蓑部のTDランで先制した。

 

さらに、先制TD直後の豪州の攻撃機会に、DL阿部剛希(法政大学)がLOSを割り込んでファンブルフォースしたボールをDL藤森元章(日本大学)がリカバー。ゴール前10ヤードからのチャンスを作り、9分10秒にRB漆原がTDランにつなげた。

 

第2Qは守備がチャンスを作り続けた。豪州が自陣深くでパントスナップをミスしたことにより、U20日本代表はセーフティーで加点。3分8秒のQB小林伸光(日本大学)からTE矢作一颯(法政大学)への17ヤードTDパスは、DB酒井麻陽(関西学院大学)がインターセプトで作った敵陣17ヤードの好位置が起点となった。

 

前半を23対0と大きくリードしたU20日本代表は、後半に入っても勢いを保ったまま攻め続けた。

 

後半最初に豪州が投げたロングパスをDB武中虎汰朗(立教大学)がインターセプト。攻撃機会を得たU20日本代表は第3Q2分11秒にQB小林からWR加島禅(関西学院高等部)へのロングTDパスで加点(トライのキックは失敗)。さらにDB白井快(日本大学)のハードヒットで弾き出したボールを押さえて得た敵陣48ヤードからの攻撃機会にはQB菊地慶(法政大学)を起用。TE太田明宏(東京大学)へのパス、漆原のラン、WR/RB内川誠(セントトーマスモア)へのパスでゴール前に迫り、6分20秒にRB後藤駿虎(近畿大学)のTDランにつなげた。後藤は8分15秒にもTDを挙げる活躍だった。

 

その後、豪州のロングパスに対し、カバーしていたDBが転んでしまうアクシデントで1TDを許したU20日本代表だが、第4Qには内川をRBで起用して時間を消費しながら前進。8分22秒に内川のTDランで50対6とした。ゲームMVPにはRB蓑部が選出された。 日本は現地26日に開催される準決勝に進出。パナマを86対12で破った米国と対戦する。

試合後コメント

大橋誠監督

この後の挑戦権が得られることが一番大切だったので、自分自身としてはホッとしたというのが正直なところ。(選手たちは)最初は緊張している感じも見られたが、攻撃が最初にいいドライブができたことで落ち着き、それを見て守備がいいプレーをしてくれた。早いタイミングでエンジンがかかってくれたのが良かった。OLは体を張るというテーマを体現してくれた。守備はブリッツをたくさん使ったわけではないが、スピーディーな動きをすることでプレースピードが上がった。(4日後の米国戦に向けて)元々優勝するには北米のチーム、米国、カナダを破らないと難しいという話をし、準備をしてきた。今日の試合でバグも課題も出たので、それを教材としてより完成度を高めていきたい。

 

ゲームMVP RB蓑部雄望(立命館大学)

オーストラリアは体も大きく強そうだったので、試合前は結構ビビっていたのですが、最初のプレーでパスを受けて結構走れたので自分のプレーをすればいけると思ってプレーしました。OLは皆、すごく押してくれたのですごく走りやすかったです。米国は強いと思いますが、自分が走ってチームを勝利に導けるようにしっかり頑張りたいと思います。勝てたのは嬉しいのですが、個人的なミスもあったので米国戦に向けて修正していきたいと思います。

日本代表チームMVPに輝いた蓑部雄望(立命館大学)

主なスタッツ

 

得点経過
1st 6:56 JPN 7-0 #23 蓑部 3yd Run(#16 中 Kick Good)
1st 9:10 JPN 14-0 #2 漆原 1yd Run(#16 中 Kick Good)
2nd 0:31 JPN 16-0 SAFETY(20yd Fumble into EZ)
2nd 3:08 JPN 23-0 #92 矢作 17yd Pass from #6 小林(#16 中 Kick Good)
3rd 2:11 JPN 29-0 #3 加島 29yd Pass from #6(#16 中 Kick No Good)
3rd 6:20 JPN 36-0 #10 後藤 1yd Run(#16 中 Kick Good)
3rd 8:15 JPN 43-0 #10 後藤 5yd Run(#16 中 Kick Good)
3rd 8:28 AUS 43-6 #2  80yd Pass from #17(#23 Kick  No Good)
4th 8:22 JPN 50-6 #26 内川 5yd Run(#16 中 Kick Good)

 

日本 チーム成績 豪州
427 オフェンス総獲得ヤード数 123
266 ラン獲得ヤード数 15
175 パス獲得ヤード数 151
14 TEAM LOSSES 43
21-13-2 パス回数-成功回数-被インターセプト 22-11-2
30 ファーストダウン回数 5
4-45 ペナルティ回数-喪失ヤード数 9-63
1/1 ファンブル回数-喪失回数 2/2
27:30 TIME OF POSSESSION 20:30

 

 

日本 主な個人成績
選手名 パス試投-成功 獲得ヤード TD インターセプト
小林伸光(日本大学) 17-10 136 2 1
菊池慶(法政大学) 4-3 39 0 0
選手名 ラン回数 獲得ヤード TD 1回平均

漆原大晟(立命館大学)

10 87 1 8.7

小林伸光(日本大学)

2 27 0 13.5

後藤駿虎(近畿大学)

12 67 3 5.6

蓑部雄望(立命館大学)

7 50 1 7.1

内川誠 (セントトーマスモア)

7 35 0 5.0
選手名 レシーブ回数 獲得ヤード TD 1回平均

片桐太陽(関西学院大学)

1 6 0 6.0

漆原大晟(立命館大学)

1 5 0 5.0

加島禅 (関西学院高等部)

1 29 1 29.0

リンスコット トバヤス(関西学院大

1 14 0 14.0

高橋耀生(サンディエゴ大学)

1 14 0 14.0

蓑部雄望(立命館大学)

3 38 0 6.0

内川誠 (セントトーマスモア)

1 21 0 12.7

太田明宏(東京大学)

2 18 0 9.0

岩崎充希(日本大学)

1 13 0 13.0

矢作一颯(法政大学)

1 17 1 17.0

トータル87yds(平均8.7yds)を獲得したRB漆原大晟(立命館大学)

高校三年生で日本代表チームに選出されたWR加島禅(関西学院高等部)へのロングパスTD

4Qに入りRBとして起用されコンスタントにゲインを重ねた内川誠(セントトーマスモア)

相手守備を完璧にコントロールしたオフェンスラインの谷内志郎(関西学院大学)、松浦大翔(中央大学)、菅井隆之介(関西学院大学)