社団法人 日本アメリカンフットボール協会 JAPAN AMERICAN FOOTBALL ASSOCIATION JAFA

歴史

日本フットボール界におけるオールジャパン活動は、本場米国との交流を柱に、誕生翌年の1935年(昭和10年)から開始されている。翌年には仰天の米国遠征。こうした先人たちのフットボールにかけた情熱は戦後の活動に受け継がれ、在日米軍チームとの交流に始まり、71年のユタ州立大来日以降、頻繁な米国大学来日へと発展していった。その交流のたびに技術や根本理念を吸収し、日本フットボール界はオールジャパン活動と共に向上していった。世界的なフットボール普及が加速し始めた世紀末からは、99年、2003年に開催されたワールドカップにオールジャパンが連続して頂点に立つ栄誉に輝いている。
 

1935

3/23 南カリフォルニア大 71 − 7 明治大 甲子園南運動場

3/25 全米軍 73 − 6 全日本 甲子園南運動場
3/31 全米軍 46 − 0 全日本 神宮競技場
1936

1/3 南カリフォルニア高校選抜 19 − 6 全日本 ギルモア・フィールド
ルーズベルト高 0 − 0 全日本 ホノルル・スタジアム
1964

12/11 ハワイ大 40 − 0 全日本 ホノルル・スタジアム
12/18 49ERS(ハワイ大OB) 10 − 28 全日本 ホノルル・スタジアム
1971

12/19 ユタ州立大 50 − 6 全関東 国立競技場
12/26 ユタ州立大 45 − 6 全関西 甲子園球場
1973

1/7 ハワイ大 31 − 0 全関西 西宮球技場
1/15 ハワイ大 43 − 0 全関東 国立競技場
5/27 グアム大 34 − 14 全関西 西宮球技場
6/3 グアム大 15 − 14 全関東 駒沢第二球技場
1974

1/5 ウェイクフォレスト大 28 − 3 全関西 尼崎市営陸上競技場
1/13 ウェイクフォレスト大 35 − 0 全関東 国立競技場
3/24 US All Star 12 − 10 全関東社会人選抜 国立競技場
3/31 US All Star 34 − 8 全関西社会人選抜 西宮球場
12/24 ノースウエスタン大 48 − 0 西日本 伊丹スポーツセンター
12/29 ノースウエスタン大 14 − 0 東日本 国立競技場
1976

12/25 コーネル大(軽量級) 9 − 0 全関東学生 国立競技場
1977

1/3 コーネル大(軽量級) 16 − 17 全関東学生 瑞穂競技場
12/17 ブリガムヤング大 61 − 13 関東学生選抜 国立競技場
12/24 ブリガムヤング大 71 − 0 関西学生選抜 瑞穂競技場
1989

1/8 ウィリアム&メアリ大 73 − 3 日本学生選抜 横浜スタジアム
12/23 アイビーリーグ All Star 49 − 17 日本学生選抜 横浜スタジアム
1990

12/24 アイビーリーグ All Star 47 − 10 日本学生選抜 横浜スタジアム
1991

12/24 アイビーリーグ All Star 24 − 0 日本学生選抜 東京ドーム
1993

1/8 アイビーリーグ All Star 68 − 3 学生オールジャパン 東京ドーム
1994

1/8 アイビーリーグ All Star 31 − 14 学生オールジャパン 東京ドーム
1995

1/8 アイビーリーグ All Star 20 − 10 学生オールジャパン 西宮球場
1996

1/7 アイビーリーグ All Star 35 − 16 学生オールジャパン 西宮球場
1998

8/3 フィンランド代表 7 − 39 オールジャパン 東京ドーム
1999

5/16 在日米軍オールスター 0 − 84 オールジャパン 横浜スタジアム
6/28 スウェーデン代表 14 − 24 オールジャパン イタリア・パレルモ市
7/1 オーストラリア代表 0 − 54 オールジャパン イタリア・パレルモ市
7/4 メキシコ代表 0 − 6 オールジャパン イタリア・パレルモ市
2003

2/23 韓国代表 0 − 88 オールジャパン 長居競技場
6/22 在日米軍オールスター 12 − 88 オールジャパン 川崎球場
7/10 フランス代表 6 − 23 オールジャパン ドイツ・ヴィースバーデン
7/12 メキシコ代表 14 − 34 オールジャパン ドイツ・ヴィースバーデン
2005

7/14 USAハワイ 16 − 20 オールジャパン 東京ドーム

2007 
WC
7月7日(土)【開会式】 【日 本-フランス】 試合会場:等々力陸上競技場  開始時間:18:10   (48−0)◯

7月12日(木) 【スウェーデン-日本】   試合会場:川崎球場      開始時間:19:00   (48−0)◯

7月15日(日) 決勝【日本–アメリカ】     試合会場:等々力陸上 競技場  開始時間:15:10  (20−23)●

2009 
7月25日(土)  ノートルダム・ジャパン・ボウル2009
【日本代表―ノートルダム大“レジェンズ”】 東京ドーム 16:00    (3−19)●

2010
4月24日(土) GERMAN JAPAN BOWL
【日本代表―ドイツ代表】試合会場  デュッセルドルフ エスプリアリーナ 19:00 (24−14)◯

2011

2月26日(土) 第1回アメリカンフットボールアジア選手権(兼)
第4回アメリカンフットバール世界選手権 アジア地区予選
【日本代表–韓国代表】  試合会場 川崎球場 13:00 (76–0) ◯



服部慎吾氏の
「我が国における戦前のアメリカンフットボール活動の記録」について

 日本におけるアメリカンフットボールの競技活動は、連盟が組織化され、日本で最初の公式戦が開催された1934年(昭和9年)に始まりました。この服部慎吾氏の「我が国における戦前のアメリカンフットボール活動の記録」は、戦前のアメリカンフットボールの創生期に立教大学アメリカンフットボール部のプレーヤーとして活躍された故服部慎吾氏が、活動開始から戦争による競技活動の中断までの我が国におけるフットボール活動、およびその活動と関連する当時の社会に関してまとめた記録です。

記録は、1975年前後に書かれたものと推定されますが、この度、ご遺族よりその原稿の提供を日本アメリカンフットボール協会が受けました。この記録は我が国の戦前のアメリカンフットボール活動とその背景であった世相を知る貴重な記録であり、この度、我が国におけるアメリカンフットボール活動70周年であることを記念し、広く公開するこにしたものです。

この貴重な記録をご提供いただいた服部家、および公開に当たりご尽力いただいた関係者の方々に御礼申し上げます。

以上

我が国における戦前のアメリカンフットボール活動の記録(PDF)
服部慎吾氏プロフィール


追記
●公開文の作成に当たっては、極力、原文を尊重しました。
●現存する原稿を全て公開しました。文脈から後続の原稿があったと推定されますが、現在までのところ発見されていません。
●この記録の著作権は、日本アメリカンフットボール協会に所属します。

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