U-19 日本代表候補強化合宿スタート!!


1日目

 これまで2回のトライアウトを経て、召集された82人の選手たちが立命館大学、びわこくさつキャンパスに集い、U-19日本代表候補強化合宿が始まった。
 この合宿の一番初めに行われた全体ミーティングでは、このチームを指揮する山嵜監督から、「この合宿は、強化合宿であると同時に日本代表選手の選考合宿であるということを意識し、U-19日本代表となる自覚をもった行動をとるように。」と告げられ、選手たちの表情が一層引き締まった。そして、「ここにいる選手は所属しているチームは異なるが、ここにいる君たちは日本代表選手候補の一員である。良い試合をするチームではなく、勝てるチームを作ろう。」と古橋ヘッドコーチは語った。その後、攻守別・ポジションごとに別れミーティングを行った。

 グランドでの練習は初めての練習ということもあり、選手同士が互いを探り合いつつも必死にコーチ陣の与える練習に取り組んでいた。その中で、今日数時間前に渡されたばかりのアサイメントを元に、この代表チームのプレーに対する理解を深めていった。選手たちは、周囲の選手に遅れをとらないよう必死にコーチからの指摘を理解し、消化しようとしていた。
 そして、練習後の全体ミーティングで、選手たちは、「今はライバル同士の関係かもしれないが、同じポジションの選手の失敗を心の中で望むようなことはやめよう。もしライバルの選手がとても良いプレーをしたら、それに負けないようもっと良いプレーをアピールし、チームとしての結束を強めていこう。」という話をうけた。明日以降、U-19 日本代表のユニホームを手にするまでの選手たちの成長、取り組みに注目したい。