フラッグフットボールの28年ロス五輪追加競技正式決定を受けてのコメント
16日にインド・ムンバイで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会で、フラッグフットボールを2028年ロサンゼルスオリンピックの追加競技とすることが正式に決定いたしました。これを受け、公益社団法人日本アメリカンフットボール協会(JAFA)会長の寺田昌弘ならびに公益財団法人日本フラッグフットボール協会(JFFO)代表理事の岡出美則のコメントを以下の通り発表いたします。
■寺田昌弘・日本アメリカンフットボール協会会長のコメント
フラッグフットボールが2028年ロサンゼルス五輪の競技として採用されたことを心から喜び、ここに向けて努力してくださった関係各位に感謝申し上げます。
フラッグフットボールは、アメリカンフットボールが持つ戦略性やスリリングさはそのままに、タックルなどの身体的接触を取り除いて子どもから年配の方まで、年齢や性別を問わず安心して楽しむことができます。フラッグフットボールに親しむ人は世界中で拡大しており、まさに多様性や包括性を体現する持続可能性の高いスポーツと言えるでしょう。
これを機に日本でもフラッグフットボールの楽しさがより浸透して競技者が増加すること、そして、同時にアメフトにもより注目が集まっていくことを期待しています。
■岡出美則・日本フラッグフットボール協会代表理事のコメント
2028年ロサンゼルス五輪の追加競技の一つとしてフラッグフットボールが採択されたことに関わり、関係者各位の地道な取り組みに感謝申し上げます。これもひとえに、フラッグフットボールの価値を伝える国を超えた関係者の皆様の取り組みの賜だと感じています。
JFFOは、フラッグフットボールを通して日本においてすべての子どもたちが楽しく、賢く、自信を持ち、仲間とともに成長していける体育の授業の実現に、今まで以上に努力していく所存です。また、JAFAと連携しながら、競技大会から気軽なレクリエーション、日常の遊びまで、多様な楽しみ方や参加の機会を提供してまいります。今後の皆様の一層のご支援を賜ることができれば幸いです。
尚、国際オリンピック委員会(IOC)は15日、インド・ムンバイで総会を開き、アメリカンフットボールの世界的な統括団体である国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)を国際競技団体として正式に承認したことをお知らせします。これでIFAFはIOCの正式な加盟団体となります。