昨日の夜、遅れて到着した選手4名が今日初めての練習に参加し、アメリカチームはやっと全員そろっての練習となりました。
学生マネージャーと選手はお互いの顔や名前を覚え始め、やっとチームらしくなってきました。練習中、ボトルを配りつつちょっと会話をする、という場面も多く見られるようになってきました。キックの練習では、唯一の女性プレーヤー、マイリーが次々とフィールドゴールを決めていました！また、今日からの参加だったRBアキレスD. フラワーズも初日とは感じさせない力強い走りでチームをリードしてくれています。　練習後のハドルでは、トラビス・フリーマン、ステットソン・シアラー両選手が、昨日の市長訪問の内容を報告して、日本の試合に対する熱い想いなどを伝え、気合いを入れるよう選手たちをチアーアップしました。

午後は、バスに乗って移動し、川崎市立橘高校を訪問しました。日本の高校に初めて来た選手たちは、橘高校の大きくてきれいな校舎に驚いていました。小さなグループに分かれて自己紹介をしてから、各自教室に移動して、たこ焼きを作ったり、羽子板で遊んだり、と一緒に日本の文化に触れました。茶道のお作法の時に、正座に苦戦する選手たち。「痛い、痛い」と言いながらも、頑張っていました！

そして、最も盛り上がった剣道部見学。剣道の全てが選手、スタッフにとっては新しかったみたいです。目を大きく見開いて、一生懸命食い入るように剣道部のみなさんのデモンストレーションを見ていました。最後に鉢巻きのプレゼントまでいただき、巻き方をなんとか覚えようとみんな必死でした。時間の都合上、十分な時間が取れたとは言えませんが、アメリカチームはとても貴重な経験をすることができました。この日のために、様々な用意やアレンジをしてくださった曙高校のみなさん。本当にありがとうございました。