日本大学文理学部にて行われていたU-19日本代表の第2次合宿は早くも最終日を迎えた。昨晩から降り続いた雨も練習開始までにはすっかり止み、晴天に包まれた。試合前日ということもあり調整のため、練習は昨日までより短縮され、最終的な確認が行われた。練習時間の短縮はあったものの、練習内容はより濃いものとなった。1次、2次と場所を変え行われたU-19日本代表合宿は述べ2週間ほどでこれまで培ってきたことを再度コーチと丹念に確認し、アメリカ代表チームとの試合に向け意識を集中させていた。

練習前の全体ミーティングで山嵜監督は『明日のチームの目標は勝つということだけである。自分自身のため、家族など応援してくれる人のため、また今日の日本アメリカンフットボール界のために勝って恩返しをしなければならない。笛の吹かれる最後の最後までまでプレーをやりきること、最後まで何が起こるかわからないので最後まで気を抜かないこと。またはじめから怖気づき全力を出せないことの方が男として恥ずかしい。もし思い切り体格差のあるアメリカ選手に突っ込み負けたとしても人として何も恥じることはない。日の丸を背負うというプライドをしっかり持って勝とう。』と選手たちに檄を飛ばした。これまでさまざまな想いを乗せ練習に取り組んできた選手たち。U-19日本代表というプライドを持ってアメフットの本場、アメリカに挑んでいくこれからの日本アメリカンフットボール界を担う若き侍たちたちの活躍に是非ご期待ください。