アメリカ代表 最終練習、クリニックその他を行いました!


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  試合前日、最後の練習となった今日はあいにくの雨となってしまいました。9時半からのグラウンド練習は延期となり、ロッカールームでコーチから諸連絡や話を聞きました。試合を翌日に控えているからか、コーチも熱く選手に語りかけていました。「大学でフットボールを続けるものと、これが人生で最後のゲームになるものもいると思う。大学で続けるにしても、いつけがをして、引退しなきゃいけないか、誰も何も分からない。ある日突然、もうフットボールが出来なくなってしまうかもしれない。それは誰にもわからない。(You just don’t know) でも、君たちには明日という素晴らしい機会が与えられた。それも国を代表して臨む試合だ。感謝して、思いっきりプレーして欲しい。」とパトリックスティーンジ氏。またヘッドコーチ ジェフ・スクラン氏からは「やるかやらないかは自分次第だ。私は、君たちが負けて私の名前を落とすためにここにいるわけではない。私は、ボールを落としたものではなく、ボールをキャッチするものを使う。しかし、ショーが始まって、テレビ中継が始まったら、試合を作るのは君たちだ。(When the lights go on and TV clicks on, players make plays.)」と選手たちに厳しい言葉を聞かせながらも、自信とプライドを持って試合に臨むようにと語りかけました。
 

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  11時ころには、雨も上がり、最終確認のプレー合わせを行い、1時にはクリニックが開始されました。クリニックには中学、高校、大学、クラブチームから204名の参加がありました。まず始めにグラウンドで、それぞれのポジションに別れて、基本的な知識やドリルなどのレクチャーが行われました。通訳を通しながら、熱心にコーチングを行うコーチ陣たちと熱心にビデオやノートをとる参加者たちの姿は、みなさんのフットボール愛が伝わってきました!その後、中に移動して、ヘッドコーチ ジェフ・スクラン氏とオフェンスコーディネーター ジョン・ストーリー氏のコーチングクリニックが行われました。両氏とも、基礎、インディビジュアルの大切さを参加者に説き、日本の弱点はそこにある、とおっしゃいました。約4時間にわたるクリニックも成功の内に幕を閉じ、USAチームで夕食に向かいました。
 

 

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  夕食は、昨年もお世話になった焼肉屋・食道園さんでいただきました!始めは初めての焼肉に少し戸惑っていた選手も、食べ方を覚えると、自分たちでどんどんお肉を焼いて、ご飯と一緒にたくさん食べていました。食事の最後にお店の方にみんなでお礼を言い、お店の方からは「USAの応援をします。」と心強いお言葉をいただきました。
 いよいよ明日が試合。チーム結成から1週間。すべてをぶつけてJAPANに挑みます!!