IFAFジュニアワールドチャンピオンシップ2009 強化合宿 1日目


 IFAFジュニアワールドチャンピオンシップ2009開幕までわずか20日となり、U‐19日本代表候補選手たちによる強化合宿が関西学院大学にて幕を開けた。今回の合宿ではGCB(グローバルジュニアチャンピオンシップ)日本代表選手、同大会トライアウト参加者、その他、各連盟に属している選手から、1990年1月1日から1992年12年31日生まれという年齢制限をクリアしている選手を50人選出し行われている。

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 GCB2009大会の際、構築したプレースタイルを再度確認しつつ、今大会において初参加の選手に対するプレーのインストールを中心とした練習を行った。それに加え、攻守ともにドイツやカナダなどの対戦国を想定した練習を行った。ドイツ、カナダ両国ともに体格がよく、大きさに差があることを意識し、日本らしいスピード感あふれるプレーの精度を高める取り組みであった。しかしながら、合宿初日ということもあり、選手たちの表情には少し硬さが見られ緊張感が漂っていた。
 

 

山嵜隆夫監督(大阪産業大学附属高等学校)は、『GCB2009大会は3月なので、高校3年の選手は引退後、しばらくプレーしておらず本調子でないこともあるのであるが、今回の合宿は春シーズン真っ只中なので、体でも気持ちの面でもしっかり出来ている。それに加え多くの選手たちはGCBを経験していて、基礎的な部分からのスタートではないため技術的な視点から多くのことを教えることが可能である。GCB大会と比べ選手たちの動きの精度が増し、磨きがかかったように思う。今大会では、ドイツに圧勝し、カナダに全力で挑み、本気のアメリカに挑むチャンスを必ず手に入れたい。このチャンスを得る事が出来れば、日本のアメフット界発展のための大きな糧となり得る。
そのためには、日本人特有のスピード感と、プレーの緻密さを武器に、最後まで気を緩めることなく最後は根性でぶつかって行きたい。』と語った。

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合宿2日目を向かえ、緊張もほぐれ一つのチームとしてまとまりを見せ、世界一という目標に向かい猛進するU-19日本代表候補たちにご注目ください。