日本大学の選手による試合中の重大な反則行為と再発防止について
平成30年5月17日
日本大学の選手による試合中の重大な反則行為と再発防止について
公益社団法人日本アメリカンフットボール協会
会長 国吉 誠
本年5月6日に行われた日本大学と関西学院大学の定期戦において、日本大学の選手が重大な反則行為を行い、資格没収となる事態が発生しました。
日本のアメリカンフットボール競技を統括する団体として、本件において負傷されました関西学院大学の選手及びご家族に謹んでお見舞い申し上げるとともに、関西学院大学をはじめ全ての関係者、アメリカンフットボールの選手及びご家族、そして国内外のアメリカンフットボールを愛する皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
本件は、アメリカンフットボールはもとより、あらゆるスポーツにおいて遵守されるべきフェアプレー精神やスポーツマンシップ精神を著しく損なうものとして、絶対に許されるべきものではなく、極めて重く受け止めています。
本件に関しては、当該試合を主催し、日本大学の所属先でもある関東学生アメリカンフットボール連盟が対応にあたっており、同連盟内に設置された規律委員会にて調査等を進めております。当協会としてはその推移を注視するとともに、適切な対応を行ってまいります。
当協会としては、本件を一過性の事態ではなく、アメリカンフットボール競技全体に突き付けられた問題として、こうした事態が二度と起こらないよう再発防止に力を尽くしていく所存であり、まずは、関係各団体に対し、危険プレー防止の徹底をお願いしたところです。
皆さまのご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。