International Bowl2021について


現在、コロナウイルスの影響で、多くの世界大会が中止または延期となっていますが、毎年1月にアメリカ合衆国テキサス州にあるAT&Tスタジアムで開催予定の『INTERNATIONAL BOWL2021』(以下IB2021)について、JAFAとしても国内選考会等の準備を計画しています。
まだ、詳細は未定ですが、わかり次第随時発表いたします。
そこで、今回も皆様から多くのご質問等を頂いております。簡単ですがよくある質問にお答えいたします。参考にしてみて下さい。
緊急事態宣言も関東地方ではまだ継続中でまだ予断を許さない状況です。皆さん各自の健康管理に十分気を付け、秋季シーズンに向けて頑張って下さい。

Q1.インターナショナルボウルって、どういう大会ですか?
Q2.選ばれる条件は?また毎年行われるTryoutはどのようなことをするのですか?
Q3.選手は何名くらい選ばれるのですか?
Q4.関東と関西で選ばれる人数は決まっているのですか?
Q5.トライアウト実施日はいつ?また、その日に参加できない場合はどうすればいいですか?
Q6.選考の基準として、コンバインやスキルチェック以外の秋季大会の評価って何ですか?
Q7.国内で東西の選手が集まって合同練習等はあるのですか?
Q8.参加費はどの位するのですか?
Q9.出発前に保護者への説明はありますか?
Q10.応募方法はどうすればいいのですか?
Q11.その他、留意することはありますか
Q12.昨年の試合結果を教えてください?

Q1.インターナショナルボウルって何ですか?

A:このIB2021は、国際競技力の向上を目的とし、アメリカ合衆国においてユース及びジュニアレベルのアメリカンフットボールの普及を担うUSA Footballが、毎年1月末にテキサス州で高校生以下の年齢別育成キャンプを実施しているものです。JAFAとしては2017年より国内選考を実施し、U-18日本高校選抜チームを編成し、現地USA FOOTBALLのアメリカ人コーチングスタッフの指導を受け、アメリカU-17ナショナルチームと対戦しています。他の国際試合では、日本代表監督のもと日本国内で日本代表チームのチーム作りをしますが、このプロジェクトは「アメリカ人コーチの指導を受けてアメリカでチーム作りをする」ことから、日本国内ではチーム練習をしません。昨年度も7月に実施する1次トライアウトの成績と、秋季大会の内容及び12月実施の2次トライアウトにより派遣選手を選考し、サポート役として日本人コーチを数名派遣します。


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Q2.選ばれる条件は?

A:選手の条件は高校生(U-18)で18歳以下であることです。従って、高校1年生から高校3年生が対象となります。
一方、トライアウトの内容は、体力数値を測るコンバインと各ポジションに分かれてのスキルチェックを実施します。具体的には、40ヤード走、プロアジリティ、垂直/立ち幅とび、メディシンボール投げ等、ポジション別のスキルチェックは、オフェンス・ディフェンスに分かれて基本的なスキルチェックです。
毎年の出発が1月なので、高校3年生にとっては大学受験が迫っている時期ですが、高校2年生にとっては、自分の可能性を広げる大きなチャンスです。

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Q3.選手、スタッフの人数は何名くらいですか?

A:毎年7月頃(Phase1)に1次選抜を行い、12月(Phase2)頃に2次選抜を実施して最終人数が決まります。また、選手と共に現地アメリカ人コーチとともにコーチングを勉強するために高校の先生もこの時期に決まります。

最終的な人数構成は以下の通りです。

・選手:40名
・引率教員:4名
・通訳コーチ:2名
・チームドクター:1名
・チームトレーナー:1名

合計48名(スタッフの人数は多少変更する場合があります。)

【現地コーチと日本高校選抜チームコーチングスタッフ】

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Q4. 関東と関西で選ばれる人数は決まっているのですか?

A:選抜される選手の人数は40名と決まっていますが、関東と関西でそれぞれ人数制限はありません。IB2020の選手編成は、関東地区から17名・関西地区から23名の合計40名でした。2020年度は、関東地区が1次・2次合計で延べ約200名、関西地区が述べ約140名を越える選手が参加してくれました。関西地区はこの年、パシフィックリムボウルがアメリカで開催されたため、1次予選で参加人数が少なくなりましたが、おかげさまで多くの高校生がチャレンジしてくれました。IB2021 も、さらに多くの高校生に参加してほしいと考えています。決して有名高校や強豪高校の選手だけが選ばれるものではありません。皆さんのこれからの素質に期待しています。是非ともチャレンジしてみてください。

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Q5. トライアウト実施日はいつ? また、その日に参加できない場合はどうすればいいですか?

 A:Q4で少し触れましたが、トライアウトは関東関西共に2回に分けて行います。例年、国内で7月と12月にトライアウトを実施していますが、コロナウイルスの影響で、IB2021のトライアウトの日程は決まっていません。詳細が決まり次第、HPにてお知らせいたします。
例年、1次トライアウト(Phase1)の時に学校行事や怪我等で参加できなった方でも2次トライアウト(Phase2)に参加できるように配慮していますが、今年は1次トライアウト(Phase1)が8月以降にずれ込むことも考えられます。開催が実現した際には全ての高校生に対し平等にチャンスを提供します。

【関西地区会場Phase1】

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Q6.選考の基準として、コンバインやスキルチェック以外の秋季大会の評価って何ですか?

 A:トライアウトの期間が関東、関西共に述べ2日間しかありません。当日は体調を崩して本来の調子が出なかったりする場合もあります。そこで、皆さんが出場する秋季大会(練習試合でも可)でアピールしたい部分を映像で送ってもらいます。出来る限り公平に皆さんを評価し、選抜メンバーを決めたいと考えています。

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Q7.国内での東西の選手が集まって合同練習等はあるのですか?

 A:このプロジェクトは「アメリカ人コーチの指導を受けてアメリカでチーム作りをする」ことから、日本国内ではチーム練習をしません。本年度も1次選抜(Phase1)の成績と、秋季地区大会・関東、関西地区大会の活躍、及び2次選抜(Phase2)により派遣選手を選考します。従って選手全員が顔を合わせるのは、出発日の成田空港になります。
関東と関西の選手間の意思疎通について不安があると思う方もいるかもしれませんが、毎年あっという間に打ち解け(ダラスまでの機内時間は長いです)毎年現地に着く頃には、一つのチームになっています。(ここが高校生のすばらしいところです。)

【出発日の成田空港で初めて対面し渡米します。ここからU-18日本高校選抜チームがスタートします。】

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Q8.参加費はどの位するのですか?

 A:費用は以下の通りですが、ある程度変動します。

・トライアウト:無料(現地までの交通費は各自負担となります。)
・アメリカ遠征費用:200,000円程度(但し、金額は毎年変更があります。概ねテキサスまでの渡航費用の一部となります。)
このプロジェクトに関する費用は、JAFAの「タレント発掘一貫指導事業」として、くじ助成金やこのプロジェクトを応援してくださる協賛金で成り立っています。但し、全員の費用すべて助成金や協賛金でカバーできないため、テキサスまでの渡航費の一部を自己負担してもらっています。尚、助成される金額の内訳は、大会参加費・ホテル宿泊費・食事代・ユニフォーム代等にあてられます。

※ヘルメットは高校選抜用のカラーに統一するため、白色ヘルメットを準備していただいています。

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Q9.出発前に保護者への説明はありますか?

 A:選抜された選手達が決まる12月中に関東と関西で行われます。原則、保護者同伴で渡航日程の説明や海外保険加入について、未成年者の渡航同意書などを作成します。また、選手にはこの渡航説明会までに決意文を提出してもうと同時に、高校選抜の一員としての心構えを指導し、現地での文化の違いや生活面の注意事項等も指導し、U-18日本高校選抜チームとしての自覚を持ってもらいます。

【関東地区、関西地区でそれぞれ保護者の方も含めて説明会を実施しています】

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Q10.応募方法はどうすればいいのですか?

 A:例年6月中旬から7月上旬あたりに、皆さんが在籍している高校宛に、JAFA(日本アメリカンフットボール協会)から、「インターナショナルボウル2021のお知らせ」という文書を郵送します。その中には大会要項やPhase1(トライアウト)の詳細と、募集要項も含まれています。選手の皆さんは顧問の先生より告知されると思います。参加希望の場合は、必ず顧問の先生の承認を得て参加してください。また、同時にJAFA HPからも詳細をアップします。是非、ご覧下さい。(※現在、USA FOOTBALLとも連絡を取りながら調整中です。国内のコロナウイルス終息後、各高校の再開状況などを考慮して文書発送を行う予定です。)

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Q11.その他、留意することはありますか?

A:毎年、International Bowlは1月上旬から中旬にかけて実施されます。正式な日程が決まるのはおおむね8月以降で、それに伴い出発日から帰国日にかかる遠征計画が決まります。この日程は分かり次第ご連絡いたしますが、この期間中に推薦入試や面接、一般入試等がある場合は、選抜メンバーとして選ばれてもU-18日本高校選抜チームの選手として渡米することができない場合もあります。現在高校3年生の皆さんは、事前に入試日程がいつ頃になるのか調べた上で、トライアウトに応募した時に必ずIB2021事務局宛にご連絡下さい。

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Q12.昨年の試合結果を教えてください?

 A:IB2020では、初めてU-17National Teamに勝利しました。その模様を是非ともご覧下さい。

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●参加を希望される選手の皆様へ
現在、世界的なコロナウイルスの蔓延で、アメリカンフットボールだけでなく様々な競技の大会が中止となっています。2021年1月に開催される「International Bowl 2021」も開催に向けて計画中ですが、2020年5月の段階ではまだ未定です。JAFAとしては、USA FOOTBALLと連絡を取り合い随時大会開催までの様子をお伝えできればと思います。
国内でも高校春季シーズンに関しては、各地区ともすべて中止となり、新高校3年生の皆さんにとっては非常に残念な思いで今を過ごしている事と思います。今は、あきらめず自宅でできる精いっぱいの努力を継続し、秋季シーズンに向けて頑張って下さい。
一方、日本代表チームは、今年の3月に5年ぶりに渡米し、TSL選抜チームと対戦しました。その時の国内強化練習内容も含め動画にしてアップしています。それも参考にしながら、国内のアメリカンフットボールがさらに向上するよう、皆さんもトレーニングに励んで下さい。
インターナショナルボウルに参加する選手は、決して有名校や強豪校の選手ばかりではありません。各自の健康管理には十分留意して日々を過ごすと共に、新しい目標に向けてチャレンジしてくれることを期待します。

JAPAN vs TSL(国内強化練習及び試合について)

International Bowl2020について

【問い合わせ先】
公益社団法人 日本アメリカンフットボール協会
〒160-0013
東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE801
電話:03-5843-0482 FAX:03-5843-0483
担当:武居 和彦
メールアドレス:k-takei@americanfootball.jp