立命館宇治2年ぶり5度目のクリスマスボウル進出


自らのランでチャンスを作った立命館宇治QB2川久保和翔(3年) photo:想い想ふ/HUDDLE MAGAZINE

立命館宇治がロースコア戦を制し
2年ぶり5回目のクリスマスボウル進出

12月12日、エキスポフラッシュフィールドで行われた第52回全国高校選手権関西地区決勝は、立命館宇治高校(京都1位)が関西学院高等部(兵庫2位)を10対0で下して、2年ぶり5回目のクリスマスボウル進出を決めた。

QB川久保和翔(3年)のランを柱にボールコントロールを狙った立命館宇治は、第2Qに2度、ゴール前に迫るチャンスがあったが1度目は関学DB磯田啓太郎(3年)がハードヒットでファンブルフォースし、DL城阪勝太郎(2年)がリカバー。立命館宇治DB薮田英彦(3年)のインターセプトで得た2度目のチャンスも関学守備を突破できずにFG失敗に終わった。

しかし、後半最初の攻撃機会にP山根樹(2年)のパントで関学に自陣15ヤードからの攻撃を強いると守備が3&アウトに仕留めて関学をパントに追い込む。さらに激しいプレッシャーをかけて関学のミスパントを誘って、敵陣27ヤードからの攻撃機会を作った。このチャンスをQB川久保がWR大槻真聖(2年)へのTDパスにつなげて先制した。

第4Q終盤には、ワンポイント起用されたQB小西左紋(1年)の好走で得点圏に侵攻し、K西岡真大(2年)の20ヤードFGにつなげて加点。キャッチアップを狙う関学攻撃を、DL小山田康太朗(3年)がストリッピング・サックに仕留めて勝負を決めた。

再三のピンチをしのいだ関学守備陣 photo:想い想ふ/HUDDLE MAGAZINE

 

1Q 2Q 3Q 4Q
関西学院 0 0 0 0 0
立命館宇治 0 0 7 3 10