新年度の活動開始にあたっての注意点
2022年3月7日
公益社団法人日本アメリカンフットボール協会
医・科学委員会
政府は3月4日、東京や大阪など18都道府県の「まん延防止等重点措置」を3月２１日まで延長することを決定いたしました。
オミクロン株の感染拡大は、我が国の社会生活に大きな影響を及ぼしていますが、アメリカンフットボール界においても、依然として高い水準で、選手、チームスタッフの感染報告が続いています。
アメリカンフットボールは、これから新年度に向け本格的な活動が開始されます。政府や自治体、そして各所属組織(学校、会社等)の方針、要請に従い、引き続き下記の内容をご理解の上、改めてチームにおける感染対策の徹底をよろしくお願い致します。
１．オミクロン株
オミクロン株は重症化が少ないものの、その感染力は極めて強力です。誰もがいつどこで感染してもおかしくない状況です。
医療現場では、①医療スタッフの感染及び濃厚接触者指定による欠勤者の著増、②コロナ(中等症/軽症)患者の急激な増加、③救急車の搬送困難事例の増加等により、多くの地域で通常の医療活動が困難になってきています。
アメリカンフットボールの活動によって感染が拡大しないよう、様々な工夫、配慮をお願い致します。
２．予防対策
オミクロン株は感染力が強いため、日常生活においてこれまでの3密の回避、換気の徹底、不織布マスクの正しい装着(密着させ極力手で触らない)、手洗い等の基本的な感染予防対策をより徹底し、アメリカンフットボール活動の場にウイルスをなるべく持ち込まないようにすることが重要です。特に会食、寮生活でクラスターが発生していますので、徹底指導をお願いします。
アメリカンフットボール活動においては、練習前後やミーティング等の注意に加え、この時期は少しでも感染の可能性を低くする意味で、日程変更、集合練習の短縮、大人数で集まらず少人数に分けての練習、コンタクト練習の短縮等を社会状況とチーム事情に合わせて臨機応変にご検討下さい。
【参考資料】
・新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針 (令和4年3月4日変更)