新型コロナ感染症関連規制措置の一部解除について


2022年7月6日

公益社団法人日本アメリカンフットボール協会
医・科学委員会

 
 政府は東京や大阪、愛知など18都道府県に適用されていた「まん延防止等重点措置」を3月21日解除し、その後、重傷者用病床使用率の低下などにより、各自治体で定められていたリバウンド警戒期間も終了しました。飲食店(認証店)の入店人数・滞在時間の上限撤廃など、様々な規制措置が解除されてきております。

 新型コロナ感染症の陽性者は、一気に減るという状況ではないものの、重症化率は低下しており、医療機関の逼迫も以前と比べるとかなり沈静化しております。アメリカンフットボール界においても、感染症の陽性者は散見されてはいますが、クラスター感染のように蔓延するような状況では無く、重症化する方も少ないという報告が続いています。

 アメリカンフットボールは、これから夏休みや酷暑時期を迎え、今まで続けてきた新型コロナ感染症対策の運用の一部を変更いたします。これは、新型コロナ感染症拡大局面の沈静化と、酷暑時における熱中症の危険性を総合的に判断したものです。

 これらの変更は、フィールド内における選手、スタッフ、コーチ、審判等に適用されるもので、観客の方々については、各所属組織、自治体の方針に沿った感染防止のための取り組みを引き続きお願いいたします。

 また、秋シーズンの運用については、8月下旬の状況であらためて判断し、ご連絡いたします。

(1)フェイスマスクに装着していたマウスシールドについて
   マウスシールドは装着しなくても良い。

(2)マスクの着用について
  ①スタッフ、コーチ等チームエリアにいる者
  マスクは外しても良い。但し、他者と会話を交わす場合、着用する。
  (ヘッドセットでの会話も外しても良い)

  ②審判
  マスクは外しても良い。但し、コーチ・選手等他者と会話を交わす場合、着用する。

(3)電子ホイッスルの使用について
   電子ホイッスルを使用せず呼子笛を使用しても良い。

 アメリカンフットボール活動においては、酷暑のこの時期、熱中症を予防する為、十分な水分補給や休憩、またリスクを低くする意味で、練習時刻や練習内容の変更等臨機応変にご対応下さい。

なお、アメリカンフットボール以外の日常生活における感染対策は、決して気を緩めずに徹底してください。

 

【参考資料】

日本スポーツ協会「熱中症を防ごう」