インターナショナルボウル現地レポート 第5日


この日は未明からの悪天候の影響で練習が室内練習場に変わるなどがあり予定とは違った形でイレギュラーな1日の始まりだった。

テキサス大学アーリントン校の室内施設を利用して90分程度の練習を行った。

練習内容は、基本的に日本で行われているものと同じで、オフェンス、ディフェンス、キッキングの確認、さらにメンバー交代の練習などをおこなった。日米共通して何事にも「準備」が大切であるということを認識することができた練習であった。

夜はチームでミーティングを行ない、国際大会における、会場入りのルールや試合会場での振る舞い、試合までの流れについて確認をした。

ここまで選手は「時差の問題」「仲間づくり」「英語で指導を受けること」など、慣れない環境の中で新鮮な経験をすることができた。しかし、新鮮で楽しかった、仲間ができた、いい経験ができたということで完結して欲しくない。

今回の遠征で選手に関わったOBU(oklahoma baptist university)のコーチ、保護者、教職員、帯同コーチ、ドクター、トレーナー、協会関係者など様々な方々の協力のもと成り立っている今があることを忘れてはいけない。

勝利の瞬間の観た、支えてくれた方々の喜ぶ姿を想像して欲しい。

明日の好ゲームを期待する。

最後に今回副主将に選ばれた水谷蓮(高槻高校)選手からのレポートで締めくくる。

高校生日本選抜のバイスキャプテンを任せられた水谷蓮です。
このチームの一員として参加し、このような役職を任せていただいたことをとても光栄に思います。いよいよ明日に迫った試合では活躍し、OBUのコーチ陣からの期待に応え、必ず勝利を納めたいと思います。更に今回の経験を生かし今後u-19などさらに上のクラスの選抜チームへの参加を目指したいと思います。

(県立鎌倉高校コーチ 良田直優)